Road to Athens
週間サッカーマガジンの別冊初夏号を立ち読みして。
アテネ世代のチームの選手の入れ替わりの多さ。
そして、いまだに、主軸の選手が、エースが誰であるかが。
いまいち、ピンとこないというのが、とても面白い。
田中達也であろうか、大久保嘉人であるのかあるいは、今野泰幸なのかも。
まだまだ、ある限定した舞台でのエースという位置から抜けきれていない。
シドニーやアトランタのチームは完成されていたと言っていいでしょうし。
いや、アトランタのチームは閉じられていたチームという方がいいのかなあ。
そして面白いというか、アテネでの成績如何によっては。
凄いという表現が出てきてもおかしくないと思うのは。
このアテネのチームはいまだ成長途上というか。
まだまだ新しい選手が出てくるかも、または、過去に一度召集されて。
近々では、呼ばれなかった選手の復活もありえるという事で。
この世代を谷間の世代と世間では言うが。
私は、未完の世代と呼びたいなあ。
たぶん、このアテネのチームは。
良い意味で完成されうる事はないような、そんな気がするのです。
シドニーの世代が、あのオリンピック以降に成長を止めたような。
そういう危惧を感じているから余計に期待を込めてではあるのだけれど。
中田英や中村や小野が全盛期を迎える時期に当たって。
そういう気運を感じないのはなぜだろうなあ。
日ごろ思う事は、日本人サッカー選手は。
25才以上になると、尻つぼみになるという勝手なイメージを。
払拭して欲しいと思うのだけれど。
このアテネのチームの行く末が、A代表にもろ影響を与えるだろうから。
A代表に欲しいのは、新たなる血でしかないでしょう。