一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

U23 UAE戦そしてアテネへの道は

快勝でした。私の繰言は余計なお世話でした。
ああ、良かった、ほんとに良かった。本当に。
このチームはまだ基礎工事も終わっていないし。
全貌の欠片も見せていないチーム。
まだ、まだ伸びしろのあるチーム。
アトランタのときのように完成されたチームでは無いし。
シドニーの時のように主役が決まっているチームでは無い。

UAEでさえ格下である事が判明したと言うのに。
中核となる選手が誰であるか今の時点で決められないのが、面白い。
大久保なのか平山なのか田中なのか高松なのか。
松井なのか山瀬なのかあるいは阿部なのか、坂田なのか。
もしかして闘莉王でさえどうなるか判らない?。
今野のバックアップは早急に必要でしょうが。

で、このことが悪いとは思わない。
基本的戦術があるとは思えないのに。
個々の選手に戦術がついて回っているような。
出てきた選手が次々と日替わりスターとなるこのチームは。
相手チームとしては研究する事は困難でしょう。

このチームは3バックか4バックかというような。
システム論にははまらないような気がする。
日本人独自のサッカーを具現化したはじめてのチームと。
いわれるのかも知れないなあ。
それがどんなものなのか、なんて私ごときが判るものではないでしょうが。

ほんとうに選手同士が有機的に結びついていて。
無数のパズルの組み合わせが存在しているように思えるこのチーム。
まだまだ未完成であるのだけれど。
そのパズルの有様が、多分今までで一番面白いチームだなあ。
もしかしてそれは混沌を呼ぶのかも知れないが。
多分このチームの判りにくさに繋がるのでしょう。
それがマスコミへのとっつきにくさであったのかもしれない。


シドニーのときは無数のスターがいたように思えるけれど。
選手同士が有機的爆発を見せてくれたとは思えなかった。

このチームがアテネでどんな驚きや発見を見せてくれるかなあ。



で、谷間の世代と言われ。
世間からの認知度も低かったこのチームは。
ジョホーバル以来の予選の厳しさを日本人に思い出させる事により。
我等のU23代表となり得たでしょう。

でもあえて偉そうに言うと。
やっと遅まきながら。
スタートラインについたと言いたいなあ。
でもこのスタートラインは他の世代とは違い。
華やかな道を歩いてきたわけではないのだから。
苦しんで苦しんで得たスタートラインだから。
多分、いや絶対本物だと思う。

シドニーの成績を超えると信じる。
いや、超えろと。

そのまま、A代表をのっとってしまえと言いたい。

という事で脳内にド−パミンがでまくりです。
私の書いていることは事実でも真実でもコラムでもない。
妄想話で、たまに自分でもわからぬ方向に飛んでしまうのだなあ。