一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

谷間の世代


谷間の世代というのも、誰がつけたのか。
罪作り言葉ですね。
「言霊」(ことだま)という物がありますが。

「谷間の世代」という言葉が出来ると。
自身がその言葉のようになってしまうのか?。
周辺がそういう風になる事を求めるのか?。
はたまた、全てをその言葉で、括ってしまおうとするのか?。
とにかく、言葉が一人歩きしてしまう。

J1の優勝やJ1の昇格が混沌の中にあるとき。
私は、それとはまったく関係のない札幌対山形を明日見に行くのですが。
チケットは1万6千売れているようです。
ホーム最終戦ですから、売れ行きも好調(?)。

地下鉄始発に乗り。
札幌ドームへ乗り込むわけですが。
試合開始まで6時間はあるわけで。
その間、何をして時間をつぶすかが問題となってきます。

まあ、サッカー雑誌数冊と(普段は立ち読みで買う事はありません)
スポーツ新聞数紙に、
宮部みゆき東野圭吾を持っていけば、十分時間をつぶせましょう。

という事で、「スポーツヤアー」の目覚めよアテネ世代という特集。
明日というか今日、後でじっくり読むとして。

ぱらぱら、めくると、山瀬のやの字も出てこない。
ありゃあ、まったくスルーされているなあと。

スポーツナビでの元川悦子氏のU20についての言及で。
「下の世代に行けば行く程深刻になる得点力不足」
なんて事を平気で書ける神経が凄い。
という事で今日の本題は。
サッカーライターについてという事で

日本代表と、システム論を書くライターがいて。
海外サッカーについて書くライターがいて。
まあ今日はこういうライターは脇に置いときます。

ある才能にだけにスポットを当てていきます。
その才能が周りにスポイルされていて、理解されていなくて、
その選手の能力をチーム、監督、チームメイト、マスコミ、サポーターが。
不当に扱っているというような、メロドラマを仕立て上げて行く。
まあ、中盤のMFが多いのですが。
GKの川口は特殊な例ですね。

そういうライターがとても多いと勝手に認定させてもらいます。

そうすると、
周りの中で、自分を生かすタイプの山瀬は、絵にならない。
ドラマ仕立てにならない。
そして、モデルにでもなれそうなイケ面(?)が数多く出てきている中。
プレー自体もそうですが、ポチのような山瀬の画像もいけてないかなあ。

という事で彼を主人公にはできないという判断がありそうですなあ。

中田英がいて中村がいて小野がいて、稲本がいて高原がいて川口がいる。
それぞれのドラマを、華やか演出するサッカーライターがそれぞれについている。
ときには反目し合いながら。

その後の世代を先物買いするように。
今は、とりあえず、評価が定まっていない(?)選手を。
今までのライター達が偉そうに書いていると言う所。
前の世代のドラマを一緒に作ってきた自負が、
これからのドラマにのめり込むのを良しとしないのかなあ。

谷間の世代と言うのは。
これからの世代の事を、
金子達人が「決戦前夜」で書いたように書くライターが現れていないのを
示す物だと思う。

谷間なのはサッカーライターだよと。

若しくは、谷間なのは心なのかなあと。
シドニー世代は日本のサッカー界の勿論、黄金わけで、
それ以上の物はもう生まれないとたかを括っているのかなあと。

それでは日本のサッカー界も対した事はない。

ああ、またまた妄想話です。
ほんとに今のサッカーについて全然語れないから、
こう言う物が出てくるのですね。