中田英寿の適正ポジションは何処

あえてこの時期に書いてみました。
スポーツ・ヤアーの記事に触発されて。

一発で局面を変えるロングパスをよく使う中村に対し、
小笠原はショートやミドルのパスを使うのを好む違いはあっても。
高いテクニック、オープンスペースへの的確な展開力、キックの技術と精度、
そして強い個性に根ざしたトップレベルの戦術眼を持った両選手には違いない。

ここに小野が加わって中盤の中心を構成していくのだろうと思う。

で中田英寿はといえば。
所属チームでも居場所がないと言うところ。
コンディションが良くないだけが原因ではないのでしょうね。

中田英寿はすべてに中途半端なんだなあ。
少なくも伊太利亜蹴球界においては多分。

中盤のトップとしては、１対１の突破力や狭いスペースでの局面打開力に欠けていて。
しかもシュート力もあるほうでもないし、しかもフリーキックにも見るべきものはない。
ううむ、必殺技がないわけですね。

で、中盤の底に置くとしても。
伊太利亜蹴球界においては守備力があるわけでもなく、屈強であるはずもない。
高い金を払ってとるべき選手ではすでにないという事。

中田英寿は日本に戻ってきたほうが良いのではないかなあと。
日本代表ならJリーグならポジションがありそうだ。

豊富な運動量、これって中盤の汚れ役の代名詞じゃあないですか。
中田英寿は今野泰幸になるべきだと思う。
日本代表において、あるいはJリーグのチームにおいて。

それにシンプルかつ正確なパスワーク、卓越したキープ力も併せ持つし。
スペースのあるときの直線的ドリブルは中々迫力があるし。
カウンター職人としても中々のものだし、空間把握能力もある。
すべてはスペースがあるときに発揮するということで。

日本代表の弱点のひとつに中盤の守備力の弱さがあると思う。
それは亜細亜の中では露呈することはないでしょうが。（韓国は別として）
世界基準の欧州南米のチームとするときは、必ず顕在化すること。
ここに中田英寿をはめ込むしかないようなそんな気がする。

後は中田英寿も３０歳間じか。
ベテランの域に達しています。

中田英寿の代名詞といえばキラーパス。
今や誰も言わなくなりましたが。
これってプレイスタイルの狭さを言い表したものだと思う。
FWを選ぶというか、相手にあわすパスを出せないというか。
FWは瞬発力とスピードを持つものでないといけないという事で。
パスのスピードも強弱をつけれなかったのかも知れないなあと。

ということでパスを足元にもらって何ぼのFWキング三浦カズは。
中田英寿とのホットラインを構成できずに代表を去っていきましたが。

カズは日本の蹴球界のバブルを一身に背負ってファッションリーダー役を。
かってでてきましたが。
代表を去っ後も、蹴球への情熱を捨て去らず、未だ現役を続けていますし。
そして今もなお、代表への道も諦めてはいません。

中田英寿はどうだろうかな。
代表から外れても、あるいは日本に戻ってまで（？）。
蹴球を続ける気概はあるのだろうか。

話は飛んでと飛んでいきますが。
海外組みは、所属チームで活躍することよりも。
代表に招集されて日本代表において活躍しなければならない。
そんな不文律があるのだろうかと。

パイオニアとして戦ってきた中田英寿。
どんな時にも、日本代表を第一として考えてきた意外に律儀な選手。
まあ、欧州所属チームで活躍することよりも。
成田でのファッションショーを開くことが重要なことかも知れませんが。
カズがそれから一線を引いたように、中田英寿もその時期が来たかも知れません。

海外組みが所属チームでの活躍を第一に考えて。
代表召集を拒否する仕組みを中田英寿に作ってもらいたいなあと。
わがままを通してもいい年齢なんじゃないかと。
所属チームではなく所属会社の中田英寿戦略からは外れるかもしれませんが。

伊太利亜に残り伊太利亜蹴球界にすべてを尽くすか。
日本に戻りJリーグで思う存分働いてもらうか。
私にはどちらでも良いと思いますが。

少なくとも世界基準の日程では独逸W杯には世界のリーグは。
中休みを取るであろうから、そこには大手を振るって参加してもらいたい。
欧州組み抜きで戦え亜細亜予選日本代表。

そして欧州組みは自らのお給金を払ってくれる所属チームで。
すべてを注いで欲しい思うのが私の考えです。