一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

アジャンタ元町店①

中央区にあるアジャンタ本店は70年代オープンで。
その存在は知っていたのだけれど。足を運んだことはなし。
わざわざ、カレーを外で食う習慣がなかったもので。
で、いまや、片手以上の支店があるらしいのですが。

福桜に行こうとむかっていたら、なんとなくアジャンタ元町店へ。
店の外装は派手で、いつもその存在を誇っているのですが。
なんとなく、行かなかったのはなぜだろう。
ただでさえ、東区にはスープカレー屋さんが少ないというのに。

店内の様子もきちんと飾り立てられていて、雰囲気も抜群。
カウンター席に腰掛けて。メニューから「やさい」1000円をオーダー。
辛さの段階はなくて、卓上のスパイスを加えるとのこと。

どちらにしても、東区のスープカレー屋さんは、辛さの段階を与えない事で。
一致団結しているらしい。やはり客がついて行けないのだろうなあと。

で、私が店内入った段階で夕方17時過ぎであるにも関わらず。
誰も私以外にはお客がいないのに。

店内にこだまする甲高い笑い声(男性そして複数)。
男性従業員が3人ほどでしょうか。
ようは、厨房から聞こえてくるのですが。
あまり気持ちのよいものではないですな。
それがずっと私の後に若いカップルが入店するまで続いていました。

さあ、カレーが運ばれてきましたので気を取り直して。
と思っていたら。

スープカレーはまずはビジュアルで食べるものだと思う。
野菜等の盛り付け方やスープの色も食欲を増進させる。
そして、スープの香りというか匂いも又同じであるはずなのに。

カレーから、全然、食欲を増進させるものを感じられない。
これは、初めての事だなあ。

野菜は今までの最大級ボリュームを誇っているのに。
かぼちゃもにんじんもナスもブロッコリーもじゃがいももカリフラワーも。
文字通り、ごろんとはいっているのになあ。
スープの香り、匂いもかんじられないし。

で、スープを見ると、表面に油が浮いています。
でも、これは良くある事で、気にしないで飲んでみると。
ううむ、思ったほどは悪くはないのですが。

ですが、巨大な野菜群を食べてみると。
味が全然しないのですね。
味と言うのは野菜の味ではなくて、調理済みという味の事。
スープと野菜群がばらばらなんです。
ただでかい野菜とスープに格闘する事となるのですが。
せっかくの野菜を美味しく感じられない。

だから、野菜とスープとご飯を交互に食べると言う感じにならない。
スープをご飯に浸して食べてなんとか誤魔化しましたが。
今度は巨大な野菜群に手をつけれない情況。
お腹はとても空いているのになあ。

途中でとうとう飽きてしまって。
スープと、ジャガイモを残してしまった。
私のスープカレー人生(?)初めての事です。
スープを飲み干せなかったのは、そして具を残してしまったのは。
ス−プの後味もだんだん悪くなっていましたし。

元祖スープカレーの店で薬膳カレーと言う事なので。
本店に挑戦してみようかなあ。
プライスラインも最低で1000円で高いと言う事も付け加えておきましょうか。