キリンチャレンジカップ 日本-ホンジュラス（5-4）

中南米に勝てない勝てないと連呼していたけれど。
今のジーコジャパンは南米風味の味付けの蹴球をしているので。
個々の技術、アイデア、ボール回しで勝てない先輩中南米相手では。
試合で勝てるわけもない。
後半明らかにホンジェラスはペースダウンしていたから。
こういう結果となったようですが。

ジーコジャパンになって、いろんな戦い方をしていて。
経験が足りないという事は言われることはないだろうな、そういう試合。

やってはいけないミスをして３点目の失点の原因となった中田英ではあるが。
縦にいれるパス判断のスピードは明らかに他の選手とは違う。
そういうパスを狙っている選手は中田英さんだけ。
パスを貰う前に中田英さんは中村俊輔さんの位置だけを確認して。
そこにパスを送ることしか考えていないから、即座にパスを出せるのだろう。
そのシンプルプレーは代表には必要です。
中田英は中村俊輔の副官に完全になりましたね。
後は小野、中村俊輔を、同時に操る中田英という形をいつ構築できうるかでしょう。
これが今までも、できたためしがないんだなあ。
小野が怪我をしているとか、中村が代表から外れているとかで。

中田英は飛車で中村俊輔は角でそして小野さんは金かなあ。
で、セットプレーでボールの位置に中村俊輔以外いないのは寂しすぎる。
攻撃的ＭＦの人材の枯渇は結構大きな問題でしょう。
中田英もボランチしかできない体になりましたね、やっと。
将棋で例えると、中村俊輔も小野も敵陣で成れるけれど。
中田英は龍には成れないようです。

欧州組を呼んだこの試合。
欧州組の選手にとっては最終テストであった可能性大。
いまだに、試合に入る形がどうだこうだといっている方がチャンチャラ可笑しい。
この選手構成で何年、何試合しているというのですかと少々怒りモードです。
もう、倦怠期に入っているなあ、選手も私の気持ちさえも。
熟成を待つなら、今以上はないと思う。
新たなる化学反応を起こすように違う選手も試した方が良い。
それでうまくいかなくとも、今までの選手に本番で戻れば良いのだから。

ま、小野早く戻っておいでという所でしょうか。

中田英がボランチの場合、ボール奪取能力はあるけれど。
真の意味で守備には心配があるから。
ＤＦの選考には再考の余地ありでしょう。
１対１の高さ、強さがもっと必要だなあ。
Ｊ２の赤黒ちーむでよいのなら、適任がいますよ。
ただし逆ファンタジープレイも必ずしてしまうから。
中田英の叱責にあうのは間違いない、うむ。