一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

カメルーン戦後というよりも

加茂さんの蹴球はアジア予選の途中で丸裸にされた。
トルシエサンの蹴球は名波さんのアジア優勝でピークになった。
ジーコさんの蹴球はW杯前のドイツ戦がピークだった。

そして、今回の岡田さんのチームはピークを迎えていないと少々前に書きました。
で、まるで別のチームになっているかもなあって書いたのだけれど。

今回の戦いがそれを示しているのかどうかなんてことはようわかりませんが。
次のオランダ戦で本田さんと、長谷部さんと、松井さんを先発ではずしたら、なんて妄想が少々出てきています。
フランスの時、1勝1敗1引き分けを標榜して失笑を買った岡田さんですが。
今回は4強を標榜して大失笑を買っています。
今回こそ、1勝1負け1引き分けを最低で狙える戦いを目指しているのかなあとも。

海外TVメディアの扱いを朝のワイドショーで垣間見ると。
カメルーンよりましだったけれど。ワーストな試合だったという報道もなされたみたいです。
蹴球的な、まあ、攻撃的な戦い方をお互いが志向しなかったということでしょうか。


カメルーン戦の前半の日本の試合の入り方は、前回と前々回の試合とは全然違うように感じました。
90分間最初から最後までハードワークする。しかも全員でというのがわが日本の戦い方であります。
フランスもドイツもその戦い方で最後まで持ちませんでした。
日韓大会はホームというアドバンテージで予選を乗り切れましたが、トルコ戦では出がらし状態になっていましたね。
ある意味、この試合は大人の戦い方ができたのでしょうか。
蹴球的な戦い方をしなかったのでしょうか?。

日本はカメルーンには勝ちましたが、攻めてくる相手に対し、ボールを奪い速効で試合を決めてしまう戦い方はできなかった。
韓国のパクチソンが日本にはいないということですね。1対0の辛勝です。

メキシコのパスワークはいつも素晴らしい。
で、日本はメキシコをお手本にして日本的な蹴球を作りあげるべきか。
それができたら、素晴らしいことだけど。でもそれはメキシコの模倣にしかならないよね。

ベースボールが野球に進化(?)したように。
スモールベースボールとしてたぶん世界に認知されたように。

日本も独自の蹴球を作り上げる必要があると思う。
で、それは何なのか。全員蹴球なのか、ハードワークなのか、ひきこもりなのか。
それとも違うような気がするなあ。


日本の戦い方は、相手の長所のふさいでしまい、出させない戦い方をするというものかもしれないなあと。
弱者の兵法、野球の野村さんの特許ではありますが。
日本にはお金があります。敵国をスカウティングして丸裸にして戦う。
それって、蹴球的かなとも思うのですが。
アメーバー的に流動するのですが、その試合について一貫していれば、対応できるのかなあと。


欧州の蹴球文化はそれぞれの蹴球文化の争いで。
負けたとしても、その国の蹴球を突き通すというものだと思います。
蹴球文化の歴史が長いので覆してまで勝ったとしても良しとしないのではないのでしょうかね。


岡田さんはまだ何も達成していないと言いました。
さてさて、オランダ戦、デンマーク戦どのように戦うか。
アルゼンチン・ブラジルと真の強豪国との対戦は2チームだけですが。
その戦いの歴史の積み重ねが日本の蹴球文化を作り上げていくのだろうなあ。


予選や親善試合でチームを熟成して戦うというやり方をふんでいなかったと。
そこまでうがった妄想を展開しても、自分さえ首をかしげてしまうでしょうが。