一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

対甲府戦 厚別

朝の厚別は寒かったなあ。
思わずポロシャツの上にレプリカを着てしまいましたが。
雲がどんよりとしていて雨でも落ちてきそうだったし。


まあ、試合が始まる頃には太陽が出てきました。
ただし厚別特有の風がホーム側に吹いていました。
この風の処理をどうするか。
これができているようでわが赤黒チームはできていない。
岡田監督が前半、篭って後半にエメルソンという戦いを選んでいたのも。
この風が要因の一つでしょう。好きな戦い方ではなかったですが。
前半に試合が決まってしまったら得点力のない我がチームはどうしようもないんだけれど。



甲府といえば風林火山いや10番藤田健
残念ながら風林火山の垂れ幕を見ることはできなかったけれど。
甲府の10番にずぅっと魅了されて。
昨年は先発で試合に出ていなかった事をあってどうしたのだろうと思っていたけれど。
今年はトップ下ではないようだけれど4得点取っているようで。
そこに、今のJ2では反則の16番FWバレーが12得点。
FW18番長谷川太郎が7得点。
サッカーダイジェストのJ2名鑑を見ると初得点は98年柏にて札幌戦とある。
ありゃあ、FW2トップで19得点の破壊力は凄い。
京都はFW3人で22得点だから、ある意味最強の2トップかなあ。
現在2位の甲府
現在6位の赤黒チーム。
とはいえ、勝ち点差は3に過ぎないが、得失点差は10あって。
京都が独走で2位グループがあって我が赤黒は3位グループという所だろう。
そのJ1への戦いの第1戦前節山形にいいところなく敗れたわけだけれど。
まだまだ、これからという所。




ということで試合の前半は。
甲府、強い、本当に強い。
パスサッカーのイメージがあったのだけれど。
個の力でグイグイ来るのですね。
その圧に我が赤黒はなす術のなかった。
FW18番長谷川は上手い。
バレーは高さというより大きさを感じてそしてボールの扱いが上手い。
そこに10番藤田健がいるんだもの。
20番水越8番倉貫と縦横無尽の振る舞い。
我が赤黒の陣地でのDF32番杉山選手DF22番井上選手がスローイングしているし。
サイドバックがどんどん上がってきているということでしょうか。



前半支配率甲府9赤黒1って感じでどうしようもなく虐殺の予感。
で、バレーの得点。
ヤンツーさんのコメントどおり3点から4点取られてもおかしくなかった。
それが1点で済んだのは幸運もあったでしょうが。
バレーの大きさを封じていた我が赤黒の守備陣ということもあったと思う。
190センチのバレーとの対空中戦、我が曽田は100㌫負けていなかった。
駄目駄目であったけれど、我がチームは悪いというわけではない前半だったと思う。
それだけ、甲府が強いと肌で感じました。
京都にはそういう強さを感じなかったなあ。
京都は強いというより、試合運びの上手さというか抜け目ないという感じだったので。


な、なんと、前半終了前に10番藤田が黄色2枚で退場。
それも何があったか、まるでわからないうちに。
もしかしたら、赤黒の選手よりも10番藤田を見に来たのかも知れないというのに。
ああ、と思っていたら、後半は我が赤黒の試合となるのだから。
藤田がいないだけでこれだけ展開が変わるのですねえ。
さすが、小野がはじめて才能で負けたと思った選手です。


で、前半終了後のヤンツーさんのコメントをJゴールで見てみると。
試合はもう終わっているなんて凄い最終兵器コメントを出していて。
それが効いたのかどうか。


そこからは池内さん祭りとか相川さんのゴールとか。
おまけに三原さんのあばれんぼう将軍とか。
セットプレーからの得点で崩してという得点ではなかったけれど。
和波さんのセンタリングも今日はまあまあでした。


ヤンツーさんは、いろんな選手を試していて。
チームとして底上げを少しずつ狙っている。
今日はボランチを田畑さんから初出場の21番金子さんを試すとか。
後はMFの駒に三原さんがいるし。
3バックに池内さん曽田さん加賀さん西澤さんがいる。
和波さんに西嶋さんの左サイドという風に。



前半の甲府の個の力と後半のわが赤黒のチームとしての力。
そういう試合だったかなあ。
後半わが赤黒は中盤からパスをどんどん回していてとても楽しかった。
これが甲府が圧力をかけている前半からできればたいしたものなのだけれど。


問題は中山さんの代わりかなあ。
背が高いのだけれど競り合いはそれほど強くない中山さん。
このFWにボールを当てる戦術だけれど、それが効いてはいない。
でも、守備への意識とか、最後までボールを追う執念とスタミナでの貢献度は大。
彼がボールをさわれるかどうかでチームがどたばたしなくてよいのも又事実でしょうし。



甲府は、既にJ1仕様だと思う。
ってJ1昇格を狙っている(?)わが赤黒サポの私がいって良いのかということは。
あるのだけれど。



久々の得点で言えば快勝だけれど。
力の差は歴然としてあったでしょう。
でも退場者が出て10対11になっても昨年のチームなら自分の試合をできなかった。
そういう成長を感じることはできたなあ。


新しい歌も増えました。
なかなかすぐには覚えられないんだなあ。
この一勝はかなり大きい。


前半終了近く野次なるものが飛んでいて。
それをゴール裏中央が、俺達の応援で消してやるとばかり。
応援に熱が入って。
俺達は野次を飛ばすために此処に来ているのではない。
応援しに来ているのだと。

今日の勝因の一部は此処にあるかな。
1対1の同点になってからはいけいけどんどん。
3対1からもいけいけどんどん。
それを甲府の監督から、ほめられているようだけれど。
額面どおりとってよいのかなあとも思いますが。
無得点が続いている清野さん今日みたいな試合で。
ドサクサにまぎれて得点をできればよかったのになあと。


戦力の差、力の差は織り込み済み。
そこから、どう戦っていくかなんだよね。
次の京都戦は室蘭、相棒は仕事。
でも、いざ出陣せねば。