今年は誰を見ればよいのか

ＴＶで見ているとそんなことは無いのですがというより。
ＴＶはすでにその視点が出来上がっているというのが正しいでしょう。
注目する選手をあらかじめ決められており、その選手の好不調を伝える視点を。
その視点が私といつも同一というわけにはいかないのは至極当然です。

マラドーナーディドー吉原ーエメルソンーウィルー洋平ー山瀬ー今野。
ある意味、普遍的な選手達という以外に。
ここ数年見続けているというか、良くも悪くも見入ってしまうのが曽田。
でも先発からは外されていて、楽しさが半減された前節の試合だった。
選手生命というより在籍年数が極端に短いわが赤黒チームにおいて。
これだけピッチに晒させ続けてくれた選手はいない。

札幌ドーム開幕戦は、帰ってきたウルトラマンならぬ池内の佇まいに。
目を奪われましたが。

実のところ、ボールの扱い方の上手い選手が好きだと思っていたのを。
覆させてくれたのが曽田なんですね。

ボールを持っていない時とボールを持った時の両方の佇まいのあり方。
そしてピッチ上で他者と区別できうる何かを感じさせるもの。
多分、ＴＶではわからないものだろうな、競技場に行かないと。
と勝手に思っています。

昨年のホーム開幕戦を見て昨年は三原のチームだったと思って。
数試合を経て怪我を負い、チームは沈没していった。

ホーム開幕戦を見ていると今年は池内のチームなのかなあとも。

勿論○○のチームといっても。
エメルソンのようなあり方を望んでいるわけではない。
私の視線のあり方でどうしてもボールを追う以外に。
目線がいってしまう選手というだけのことでして。

いやいや、曽田の逆襲（まだかな）あるいは。
三原の復活劇（これもまだかな）が待っているとか。
そういう意味で次節以降の私の見所は結構あったりするのですが。

ようは、私は今年のチームで。
誰を自然に（？）見にいくかをまだ決めかねていると言う事でした。