一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

TVと蹴球の関係


ずーっと、スポーツをTVで見ていた、見てきた。
競技場でスポーツを見るという概念がなかった。
東京で学生生活をおこなって、後楽園で神宮で野球を見て。
TVで見る野球と競技場で見る野球の違いにびっくりしてしまった。


今だ、野球については、TVで見るほうが面白いという風に。
TVに毒されたままである、それが札幌ドームに野球を見に行く機会が増えない。
原因なんだろうな。


TVで見る野球は投手と打者の関係に特化されていて。
競技場で見る野球と別のスポーツのようだ。
競技場で見ると投手は主役のようで主役でないような。
そう、投手が投げないと始まらないそんな役割に過ぎないような。
競技場における投手はTVにおける位置より少々低いような。


で競技場では野手が主役になりうる。(もしかして打者も主役ではないような)
TVではほとんど端役に過ぎないのに。
だからこそ、新庄に人気が出るのがよくわかるなあ。
新庄の背中を見ながら、守備を見るのはわくわくするもの。
競技場で見る野球は。
投手が投げて打者が打って、そこから野球が始まるそんな印象。
そこから、選手の動きが活発になる楽しさがある。
そういう部分をTVは追いきれない。
だからこそ、野村スコープが出てくるのだろうなあ。
TVで見る野球も面白いし、競技場で見る野球も面白さがあるのだろう。


で、蹴球の話。
野球と同じくずっーとTVで見ていた。
で、赤黒のチームが厚別競技場に来た時から。
圧倒的に、TVより競技場のほうが面白いことに気づいてしまった。
今は、競技場で観戦した試合は録画をとって後で確認することさえしない。
札幌ドームは見やすいけれど、厚別のゴール裏で試合を見るのには。
かなり見難いにもかかわらずです。

TVで見る視点は自分で選べることができない。
ゴール裏では見れない部分がほとんどであることは事実だけれど。
自分の視点で特化して見れる所があってもう辞められませんなあと。



だから。TVで見る蹴球と競技場で見る蹴球は。
野球と同じく別のスポーツとして見れたら、面白いのではないかなあと。


投手と打者の線を結ぶあのカメラの位置は。
競技場でいえば、一握りの観客の視線でしかない。


蹴球で言えば、シュートを打つ選手とGKの線を結ぶ位置にカメラを常時置けば。



どれだけボールポゼッションがよくて。
攻めていても、シュートが多くても点が入らないことへの謎への手助けにならないかな。
運なのか、それとも何かがあるのか。


競技場でストライクなのか、変化球なのかなんて事が。
良くわからないのに。
そういう所だけを特化してTVでは延々と解説している。
そしてそれを受け入れていて結構好きな私がいます。
それを蹴球に応用するとどうなるか。



あのシュートを打つときの足の角度なんてものを解説したり。
ラストパスの球速が5キロ足りなかったなんて解説をしてくれると。
TVでの蹴球観戦の楽しみが増えるのではないかなあ。
それこそ、あのシュートの球速が60キロだから。
ゴールできなかったんだなんてビールを飲みながら観戦できたら。
あのシュートには回転をかけてスピードを落とす必要があったとか。
体の入れ方、向きに問題があったとか。


そう、蹴球界解説陣にも、掛布さんや江川さんが欲しいということですね。
野球がホームランなら蹴球はゴールということで。
ヒット、ホームランのメカニズムを解説できうるなら。
シュート、ゴールのメカニズムを事細かく。


なんてこれも妄想話でありました。
これって蹴球的ではないだろうなあ。