一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

湘南戦 裏天王山


さてさて、最弱対決の結果はいかにと言う事で。
まあ、いろんな事情が絡みつつ。
朝6時の始発の地下鉄すすきの駅からひばりが丘まで男3人で向かいます。


そのうち私以外が、前の晩から一睡もせずと言う事で。
某所で私以外の2人は車で就寝。


携帯で厚別競技場の天候を調べると。
雨の確率50%に気温10度以下。


ローソンでスポーツ新聞とおにぎりを買って。
水2Lとお菓子とウーロン茶は前日から用意していたので。


厚別競技場に着いたのは7時前という所。
すでにサブグランドで、蹴球をしている人達あり。
並びがまあ、こんなものかなあと言う感じで。
たぶん、いつものメンバーなんだろうなあ。
物好きな人達ですな。はあ、私もね。


一応、長袖の下着にシャツにトレーナーそしてコートを着て。
まあ、試合開始時間というより、入場時間11時を待つ事となるのだけれど。


雨が降ったり止んだり、日が射したり、曇ったりの変な天候で。
まあ、寒い事この上も無く。
読みかけの小説を持っていったのだけれど。
途中で放棄して。
文字通り、丸まって、本当に小さくなって寝る状態。
雨が強く降れば傘を差し、晴れれば傘をたたんで。


そのうちに、献血車が前に止まって。
献血の催促が飛ぶのだけれど。
私の昨日からの生活では不適格だろうと立候補せず。
とティシュだけもらうだけに済ませました。


そのうち仲間も集まって。
久しぶりに4人も集まって、何年ぶりでしょうかという感じ。


開場していつもの場所に陣取って。
とりあえず、雨と風をしのぎに行きます。


うどんとそばには並びが出来ていましたが、それらは断念。
必勝弁当を久しぶりに食したなあ。


12時半からのドールズの踊りもパスして。
13時少々前に戻りましたが。


今までの天気がうそのように。
雲が無くなり、日光が射して。
ああ、試合の間だけでもいいから持ってくれという祈りが通じたのか。
その後の天気は、見事晴天となって、まま良かったかなあ。



とりあえず、水2Lを出して。
さあ、声を出し飛んで歌って。


前半は湘南の攻撃を堪能して。
後半は赤黒のチームの攻撃を堪能して。


まあ、面白かったんじゃあないの。
湘南と赤黒のチームの未来への覇気と。
今現在の限界を見事に現していた試合でしょう。


湘南は、キッチリ蹴球をやろうとしているのがそこはかなくと見えたし。
サイドの選手がボールを持って突き進み、後方からの上がりを待って。
ボールを受け渡して、その後方の選手も2,3人に囲まれるも。
突き進んでクロスをあげようと試みているし。

まあ、シュートを打てるか、シュートを枠に流し込めるか。
そういう所がまだまだなんでしょうが、それは昨年からの課題。


それはまったく赤黒のチームも同じ事で。
という事は、少なくとも進化したんでしょうよ。


後半の赤黒チームはロングボールを放り込んでの前線での勝負も試みたし。
相手ボールに突っかかって、マイボールにしようとしていたし、出来た場面も。
結構あったじゃない。


まあ、それにしても。
ゴール裏って蹴球を見るのに適していないなあ。
まあ、ゴール裏でも、もう少し上の方に行けばかなり見やすいのだけれど。


だから、センターラインよりも向こうのプレーはほとんど。
縦の距離感がつかめずよくわからないと言うのが正直なところ。


まあ、もともと、試合の語るなんてことは放棄しているので。
ある所だけに特化できれば良いと。
まあ、TVの方がきちんと蹴球を見れるのかもと思いつつ。
でも、自分の見たいところは思う存分以上に見れるという事なんですね。
で、たぶんそれは忘れられない物となりうる。


ようは、前半の湘南の攻めと、赤黒のチームの守り。
で、後半の赤黒のチームの攻めと、湘南の守り。
これしか見ていないといって良いのですが。


今年の試合を例に出して言えば。
清野のナンチャッテ、マルセイユ・ルーレットから。
美しい軌道のクロスに。
もの凄い高いところから相川が叩きつけた得点を見る位置として。
私のゴール裏の位置はたぶん最高だろう。
たぶん、その数秒を見るために、私は此処にいるのだろうから。


最下位が決定したのかなあ、たぶん。
その年次の順位を忘れてしまう事があっても。
あの一連のプレーを忘れる事は無いだろう、なんてね。



で、今のチームにもしエメルソンがいれば。
J2で三位以内にはたぶん入れるだろう。
エメルソンにボールを渡す、流すそれが掟というチーム。
で、そういう生き方を今年はやっと、止めた。


組織的守備からのボール奪取そして中盤を構成して行くチーム。
そういうチームを作ろうとして。
一番最後の着手する事となるのFWでしょう。
人材的にも、教育的なことでも。


熟成した中堅のFWが弱小チームにくるわけない。
まして才能丸出しの若手FWも来るわけも無し。
日本においてその頭数はもともと少ないわけであるし。


そうすると、J2裏天王山はスコアレスドローと言うのは。
たぶん、正しいとはいえないけれど、現実的な結果なんだろうな。


そういうのが本当にはっきりと出てた試合かなあ。
バランスやチームとしての約束事をしっかりやろうとしているチームで。
まだまだ、それらが出来ていないそんな状態で。


そういう所からはみ出た行為しなければシュートは打てない。
そういうもどかしさを私はゴール前で互いのFWに感じたかなあ。


で、シュートを打てない、枠へ行かないという嘆きを。
言うには、早すぎるのか。
いや遅すぎるのか。
先祖帰りをしてスーパーFWを探してきたらよいのか。


まあ、まだまだ我慢をしなければならない年月を。
経ないといけないだろうなあと。


昨年など。
ゴール裏のある意味一辺倒なリズムの無い応援が。
チームのカラーとなっていて。
後半勝ちきれない、追いつかれる、逆転される。
そんな、土壌を作っているなんて想いもあって。
アウエーゴールへ現実逃避していた時期もあるのですが。


今年はそういう意味での迷いも無くなってしまった。
チームを強くするというのにもまだまだ早いんじゃないかと。
たぶん蹴球の選手をどれだけ造れるか。
1人でも多く。


そして作った瞬間にその選手はチームを出て行く。
それが判っていても応援していかねばならないチームかなあ。


今日の試合で枠に行くシュートが打てる選手が。
J2トータルで15得点以上取れる選手だと仮定したら。
確実に、J1のチームに移籍していくだろうし。


なんてそんなことを考えている赤黒サポは私だけでしょうな。


とりあえずお寒い試合といわれているだろうけれど。
飛んで跳ねて歌って声だしすれば、ものの10分程度で。
コートも脱ぎ捨てて大丈夫になりました。