一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

見せる、魅せる、診せる、みせる。

NHKで旭川の動物園のお話が。
観客動員が先細りしていた中、ここ数年で、ドンドン伸びていて。
全国の動物園の関係者が視察に来ていると。


動物園の動物が活発に動いていると言うイメージはない中。
陸上をヨチヨチ歩きのペンギンが水の中ではもの凄く速い所を見せるとか。
動物を上から見下して見せていたのを。
目線から全て違う角度からみせる工夫を考えて。
飼育係の事を、飼育展示係と呼ぶ事にしたり。
どうやって、みせるかという事を考えておられる園長のお話。



日本ハムには新庄と小笠原という対極の選手がいて。
光と影なのか、ミーハー好みなのか玄人好みなのか。
いろいろ当てはめる事は勝手に出来うるだろうけれど。



小笠原は野球と言う世界観が確立している事を。
信じきっていて、自分の仕事、キッチリ以上の事をこなしている。
プロ中のプロと言う感じで。
たかたが、小笠原選手を札幌ドームで2回した見た事がないのに。
偉そうな事を書き連ねますが。
観客席から見れば。
小笠原は手の大きさぐらいにしか見えないのですが。
バッターボックスに立つ小笠原を間違う事はない。
ある独特のオーラを放っているように見える。
元ヤクルトに八重樫さんのように。
阪神の竹之内さんのように、異質なフォームでも無いのに。
平成の剣豪宮本武蔵ってな感じで。



で、新庄はそういうことに無頓着な感じがして。
天衣無縫の無手勝流に思えて。
でも、野球の魅力がストレートに届くのかなあと。
考えている節があって、凄くプレー以外の立ち振る舞いとか。
コメントは、とてもよく考えていると。
札幌ドームの最終戦、ホームランのあと。
ランナー1塁で犠牲バントをしても、ため息が起こらない選手何だなあ。
でもホームランをみんなは期待をしている選手でもあるし。


小笠原がバントをしたら、ため息が出るだろうに。
小笠原なら、巨人でも3番を打てるだろう。
でも、新庄は巨人の3番打者という感じでは無く。勿論1番でもなく。
いや、6番打者という感じでもなく。
本当に、どこにおけば、すんなりと落ち着くのかという所が魅力なのかなあ。




そこに野球があれば、みんなは魅力をわかってくれるはず。
という考えも間違いではないし。
日本のマスコミの過剰なサービスが邪魔なときもあるし。
かといって、その魅力がより判りやすく見えるような演出を。
考える事も必要でしょうし。


ってな事を考えてしまいましたが。
日本ハムダイエー、札幌ドームの方が楽しませようとしていたなあ。
札幌対水戸、厚別競技場は、そういう心配りはあまり無かったかなあ。




どちらが正しいと言うわけではなくて。
新庄だけでも、小笠原だけでもいけないのだろう。




私は、ゴール裏の片隅に生息していますが。
一方で、蹴球という世界観が確立しているとは思っていない。
そこが中途半端というか、ねじれている所なんだろうな。