一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

アテネ五輪 柔道

五輪が大変なんてたぶん柔道では違うんだろうなあ。
いや大変の意味が違っていて。
金しかありえないと言う意味で大変なんだろう。


世界チャンピオンでも五輪に出れないと言う事は。
その国内での戦いを勝ち抜く事の方がキツイに間違いない。
そして女子レスリングでもそういう状況があったことをいまさら知って。
その知識不足を大いに反省する必要があると思うのだけれど。

山下、斉藤、正木の日本国内の戦いをNHKなんかで見ていたわけで。
まあ、学生時代で暇をもてあましていたのだけれど。
五輪で世界一になるより、全米一なる方が大変な100mなんて。
世界が日本にもあるのだなあと再認識した次第。

で、その戦いをきちんと見れない私達は不幸だなあ。
もしかして放送していたのかも知れませんが。
そういう戦いをゴールデンタイムで放送してはいない事は確かですよね。


日本国内で日本一になろうとも。
日本の中で注目をされることも無く。
五輪で金を取る事でしか存在をアピールできない柔道選手。
本当に凄い世界ですね。

メダルを取れなかった篠原を含め、メダルを取った柔道選手たちは。
階級は違えども、たぶんそれぞれ練習で探りあいをしているはずで。
心の中で日本人の中でおれが一番強いって思っている選手が。
複数人いるはずですよ。

それこそ、階級無しの柔よく剛を制すの言葉通り。
戦う場を持つことが出来れば、凄いことになるだろうなあ。



と言う事がなんとなく浮かんできたのは。
プライドにおける小川の佇まいを見ていて。

なす術も無く敗れ去ったようにみえた小川ですが。

ヒョードルに下品だと言われたというのは。
あのハッスルと言う作法ではなくて。

実は、勝ち負けにこだわらない姿勢。
世界一と言う虚構を信じていない姿勢なのかも知れないと。
でないと、あの後でハッスルは出来ないでしょう。

世界一にはなったけれども、五輪で金を取れなかった小川。
とてもシビアな日本柔道界において。
勝ち負け、世界一と言う戦いを経験してきただけに、なおさら。

なんて何を言いたいのか。
またまた、良くわからなくなったのでおしまいにします。