一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

川崎フロンターレ戦 厚別競技場

仕事を無理やり終わらせて厚別に着いたのは16時半。
すでに並びはUの字を越えていて。ま、開場は17時だからなあ。

で、走っても、もう間に合わないかなあと、のんびりゴール裏に向かうと。
いつも取る場所の辺りはほとんど埋まっていて。
仕方がなくそれより左の方に向かうことに。

なんとなく嫌な(?)予感はしたのだけれど。
そう、ゴールを真正面に見る位置に空きを見つけたので。
とりあえず、鞄を置いて場所を確保した。

なんとなく、気のせいかもしれないのだけれど。
周りの視線が気になった。
そう、黒のTシャツの集団がちらほら見える位置に席を取ってしまったようで。

あたあ、これはUSの場所じゃあありませんか。
あたあ、とりあえず、場所を離れて他に空きが無いかうろうろするも。
空きがある様子は無い。

まあ、ゴール裏は広いのでかなり左や右あるいは上を目指せば。
空きがあるようだけれど、そこは立って応援する場所ではないようなので。

とりあえずは遅れてくる連れKに電話。
かくかくしかじかと説明をして。
とりあえずはそこの場所を確保しておくように指示を受けて。

なんとなく、そこで待っているのも気が引けて。
上のほうでファンデーションシリーズの新作(アシモフが書いたのではない)に。
熱中して時間を潰します。

内心は、席取りを間違えたなあと。
連れKに申し訳ないような気持ちもあって落ち着かなかったのだけれど。
18時近くになって連れKがきて。
連れKはUSに混じって応援した事が数回あるようで。

場所を変えようかといってみましたが。
連れKは大丈夫ですよと言ってくれました。


いつもの応援の位置はUSの右すぐ横なのだけれど。
ちなみに連れKが場所の確保をするのが恒例なんだけれど。


まあ、USのすぐそばで応援する事と。
USの中で応援する事は距離にしては。
そんなにたいしたことではないのだけれど。
思い切り気が引けている私ではあります。


試合開始までアウエーゴール裏にて敵情視察。
結構、川崎の応援団人数きてます。

札幌ビール園でジンギスカンなんだろうなあ。
試合前か試合後か。

さあ、そろそろ試合開始ということで。
ゴール裏に戻りますが。
私の格好はペパーミントグリーンのシャツで。
黒のTシャツの軍団の中では目立ちます。
かといって、赤黒のレプリカを着ている人もいないんですが。
とりあえず、レプリカを上から着ることを決意。

それと試合開始前20分+90分間、サルトする体力があるかどうも。
とても心配で、猛暑の札幌もやっと30度を割って。
風を涼しく感じるようになったとはいえ。
これは大変な事になるそうな予感ひしひし。

はあ、6月以来の観戦がいきなりハードな物になってしまいました。

試合開始前の応援でもう用意した水をがぶ飲みする事に。
ただ赤黒の幕を左手に支え持って飛び跳ねる事となるので。
前につんのめったりする事は無いので。
結構そういう面では楽なのかなあと思えました。


試合開始と共に失点。
そして出ました曽田ファンタジー。で0対2。

どうなる事かと思いましたが。
ガチャガチャやってなんと札幌も1点取ってしまいます。
誰が入れたか周りの誰もわからずじまいでしたが。


圧倒的にボールを支配されていても得点は取れるものだなあ。
まあ、その後3点目を取られてしまうのだけれど。

とりあえず、前半45分はサルトし続けて。
ゴール裏の役割はなんとか果たせかなあ。

後半は、ユニフォームを取り替えたのかなあなんて。
勘違いしてもおかしくない攻撃を札幌はいたします。
後半すぐに何度かチャンスがあったのだけれど。
それを物に出来ていれば、なんて思うのだけれど。
そういうチームなら圧倒的な最下位を独走してはいないだろうなあとも。

首位のチームと戦った割には良い戦いが出来たとは思う。
特に後半は。
柳下監督はあくまで正攻法で戦いを挑んでいるのですね。
チームを強くする以前に此処の選手の力を上げること。
経験値を上げる段階だと踏んでいるのでしょうか。


試合終了後。
選手が競技場を挨拶に来るのだけれど。
なぜかUSのまん前を通り過ぎる選手達。

バックスタンド、USの左と右では整列して。
きちんと挨拶していたのに。

USの一部が怒っていると言うより呆れていたというか。
いじけていましたよ、何かあったのでしょうか。


後半も赤黒の幕につかまりながら、水分を補給しながら。
とりあえずは声を出し飛び跳ね続けることが出来ました。
明日はいや明後日は体が痛いだろうなあと思いつつ。

頭の中を空っぽにして。
何も考えずに過ごせたかなあ90分。
意外に楽しかったなあ。負けたと言うのに。


ネットの中で私が見て回るのは戦術等を語っているサイトではありますが。
コンサドーレ札幌の試合を見るときには。
そんな所にはまるで気を配ってはいない。
いや気を配れないと言う方が正しいのでしょう。

そう、理屈をこねまわすのが好きなんですが、そんなものは余計だと思うのも自分。

ああ、それなのに俺達も共に戦うなんて言葉は。
所詮戦うのは選手で、私は部外者で。
カネを払って見に来ている観客だと言う覚めた気持ちも持っている。

で、110分間、飛び跳ねているの自分なんですけれど。

今日のように勝てなくて悔しいのかと聞かれれば、悔しいのだけれど。
結構、全力を出し切って応援した事にスッキリしている自分がいたりして。

今日の川崎フロンターレコンサドーレ札幌に試合を。
TVで見ていたらたぶん、途中で寝てしまうだろうなあなんて思うのも自分。

岡田監督の頃、勝ってはいたけれど。
糞面白くないサッカーだと思っていたのも自分であって。

良いサッカーを格好良いサッカーを見たいなんて贅沢をたまに言うのも自分。


で、チームとしてすばらしいサッカーを演出していても。
そのチームが勝者とならない事をとりあえずは経験していると。
思っているのも自分で。

ふう、何を言いたいのか、またわからなくなってしまったのですが。


長島巨人のいわゆる勝利の方程式が成立しえないと思う事が。
私にとってのサッカーの魅力なのかなあ。

バランスを保つ事がとても大事で。
でもバランスが崩れる瞬間がとても魅力的なんだなあ。

そして、壊れていく自分を認識している事も。