一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

イングランド対日本


イングランド対日本、置き換えれば。
日本対インドという風にシュミレーションできうるだろう。

最初の15分で、イングランドは息の根を止めにきた。
格上のチームが、圧倒的な圧力をかけてきて。
最初に2,3点とってしまえれば、もしかしてと、ほんの数十%の。
望みをかけて戦ってくる格下の一縷の望みを断ち切る事ができうる。

そうすれば、後半は本当に親善試合。
ベッカムとオーエンも休ませるし。
あらゆる選手を楽に使える事もできうる。

オーエンの得点の後。
でもそこから、びんたを食らって日本は目覚めたのかなあ。
前半だけでも、日本は枠内シュートをかなり打っている。

中村のキープからの玉田の楕円の軌道のミドルシュート
中村のドフリーからの低空ミドル。
続けて小野のミドル。
これはすべて枠内シュート。

枠に行かなくとも。
フリーキックから中沢囮の宮本のヘディング。
サントスの上がりから久保のファンタジーパス(?)いやシュート(?)。
という風に。

前半の立ち上がりのイングランド
パスの受け方が絶妙で。
まるで足に磁石が付いているような。
ピシピシとボールをワンタッチで止めて。
いや、前を向いてボールを受けて。
いや、その前にダイレクトのパス回しをしていて。
これは、かなりのレベルの差を感じて。どうなるのかなあと。
思っていたのですが。

これは、日本の圧力が無力だったからなのか。
それとも、イングランドの技術が上だったのか。
その両方だったのかもしれませんが。

イングランドは前半で試合を決めにきたと思う。
オーエンの得点の後。
そのイングランドの圧力が弱くなったのは。
日本の実力をなめたのでも手を抜いたのでもないのだろうけれど。
そこまでに2,3点取れなかったのが。展開を変えたのでしょうね。

それは、最初に書いたW杯予選のインド対日本にも言えること。


で、後半の小野の同点ゴール。
稲本ー中村ーサントスー小野という流れは。
TVシーンにもありますから、わかる事だけれど。
その前からダイレクトなパス回しが続いていた事は。
解説の北澤さんのウムという相槌からもわかると思うのですが。

珍しくも録画していたので、その得点シーンを。
もう一度見る事にした。
ただし、中村ーサントスー小野の前のシーンから。

見ていくと、なんと楢崎のゴールキックから繋がっているのですね。
思った通りでした。

ただ、録画の画像があまりよくないので。
選手が違っているかもしれないけれど。
とりあえず拾って見ることにした。

楢崎のゴールキックを久保がヘディングで受けて。
坪井ー稲本(?)−小野ー中沢ー中村ー稲本(?)−小野(?)そして。
加地ー稲本と繋げて。

それから未来永劫使われるであろう。
そしてみんなの記憶に残るであろう美しいパスシーンが。
中村ーサントスーそして。
GKが呆然と身動きできないグランダーのシュートを。
小野が決めてくれた。

たぶんにイングランドの美しいパス回しに感化されて。
それ以上のシーンを作り上げてくれたわが日本代表に感謝を。

最後に一言。
やはり中田英がいないほうがこういうシーンがあるのだなあ。