一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

U23 レバノン戦を前に




勝ち点1を取るのと勝ち点3を取るのとは。
どちらが難しいのか、あるいは望ましいのかと言う問題と。
引き分けについてどう考えているかと言う事が問われているのだなあ。

勿論、勝ち点3を取れれば、良いのだけれど。
一方、負ければ相手チームに勝ち点3を与えてしまうわけで。
引き分けに終われば、相手に勝ち点を1しか与えないで済む。
勿論、自分も勝ち点を1しか取れないのですが。

UAEラウンドで、勝ち点7を取りトップに立てたおかげで。
勝ち点1か勝ち点3を取りに行くという選択肢を持てたのですが。
そのアドバンテージを無くしてしまって。
もし、レバノンが今日勝ち点3を取ってしまったら。。。。。。

相手に勝ち点3を与えないために。
勝ち点1で済ます闘いをする。
そういう闘いは消極的なのでしょうか。

多分サッカーって言うのは。
勝ちに行くより、負けない事、引き分けで試合を終えることのほうが。
多分、難しいではないかと。
そう、ほんとに必死で引き分けを演じきる戦いをする事。
攻めるでもなく、守りきるのでもない戦いは。
文字通り消耗戦だろう。


それ以上に、勝たなければならないのに。
バーレンには勝ち点3を取る事しか選択肢はないのに。
積極的に攻める事は出来ない闘いを演じなければならない。
引いて守って、カウンターか逆襲にかけるしか無かったバーレン。
ほんとにギリギリの闘いをしていたバーレン。
得点の後のあの喜びようはそれこそ、追い込まれていた者の強さかなあ。

勝ち点3を取りに行った(?)日本は。
そういう意味でのシビアさにかけているのかも知れませんね。

レバノンUAEの闘いの結果にも寄りますが。
UAEも同様の闘いをして来たときにどうするか。
UAEラウンドでのUAEレバノンも正攻法できてくれたから。
楽だったと言える。
そう、攻めて来てくれたほうが闘いやすい。
そういう意味で、より戦略的な闘いをしていたのがバーレンだったのかも。

そして、目標を無くしたはずのレバノンもどう来るのか。

まあ、後2試合勝ち点6をとる事しかないわけで。
そういうシンプルな戦いなら日本のチームも。
闘いやすいというか判りやすいとも言えるのでしょうが。

A代表でも言える事ですが。
この試合を引き分けで闘いぬいてみろと指令を出されて。
演じきれる闘いをする事は多分出来ないだろうなあ。

ホームだからこそ、サポーターの理解を得て。
勝ち点を1しか与えない闘いをして。
(勿論、逆襲をして勝ち点3を得れれば最高ですが)
バーレンを地獄に落とす事は出来たのですが。

この引き分けという制度をどう考えるかという事は。
中々、深いものがあると思うのです。