一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

常勝と不敗 日韓戦(東アジア選手権)

どんなメンバーであろうとも。
そしてどんな内容であろうとも。
日韓戦に戦術、戦略を度外視してでも、燃えないのは、
日本人(韓国人)にあらずといっても言い過ぎではないと。

とは、言いつつも。
戦術、戦略そして試合内容については語らないで。
いつもの妄想を広げていこうと思います。

常勝とはラインハルト、不敗とはヤン。

勿論、日本が常勝であった事はないし。
韓国も不敗であるわけもないのですが。

日韓戦において。
両国がそう(常勝であり不敗)ありたいと。
願いつづけてきた闘いを繰り返してきたように思う。
日本は正攻法で勝とうと、こころざして、散っていった事が多いし。

韓国は日本に負ける事を許さなかった。
勝つ事より負けない事を演じてきたと思う。
特に近年はです。

日本は韓国相手にいつの日にかと、常勝を願ったし。
韓国は日本相手に永遠の、不敗を誓ったという事です。

で、日本が優秀なMF陣を使って攻撃をはじめますが。
それは、日本に主導権を与えておきながら、
その攻撃の綻びをついて、韓国が勝利するという。
韓国側のシナリオのような気がします。
いつもそのシナリオに、はまる日本です。
必ず、後半のパワープレーにたじたじとなるのですから。

で、東アジア選手権での今回の両国の環境は。
韓国は引き分けで優勝しかもアウエー。
日本は勝たねば優勝も無いそしてホーム。

日本が攻めたてて、韓国が受けて立つという構図が、
はっきりと、色濃く出るべき試合だったはず。

韓国の攻撃陣というかFWは個として成り立っていますが。
シュートは下手です、なにせ枠にいかないもの。
ですから、攻めさせておいて逆襲の闘いを日本相手にします。

まあ、日本の攻撃陣はシュートが下手かどうかの範疇にありませんね。
なにせシュートを打てないんだもの。
シュートの数だとか、枠内シュートの確率等々の数字には、
現れないものが日本の攻撃陣にはあるでしょう。

そして先ほどのその構図を見事に叩き壊してくれたのが。
今日の審判でしょう。
ほんとに、すばらしい演出ですね。

引き分けで良い韓国が9人相手の日本相手にどう戦うか。
そりゃあ、無理には攻めなくともよいばかりか、
逆襲すらしなくとも、良い情況になったのですから。

勝たねばならない日本が一人少ない窮地に立たされました。

それはそれで特に後半は面白かったのですが。
もっと面白い(?)日韓戦を見れたのではないかなあと。
あの大久保の退場がスコアレスドローの試合を決定させたと言えますね。

まあ、そういう情況だからこそ、日本は攻めに傾倒できなかった。
韓国もその綻びを狙いにいけなかったと言う側面もありそうです。

2回目の黄紙がシュミレーションかどうか。
そして、大久保の振るまいが、どうかと言う見地を、
まったく抜きにしていますが。

きちんとルール通りにジャッジする事は勿論ですが。
その試合の背景と両国の闘いの歴史をきちんと理解して。
試合をコントロールし、あるいは演出する(?)のも、
審判の能力のひとつだろうなあ。

今日の試合が面白くなかったとかそう言う事ではなくて。
得点なしのスコアレスドロー、蛇の生殺し状態の試合を。
韓国相手には演じて欲しくないという事ですね。
勝つにしても、負けるにしてもきちんと白黒つける試合をしなければ。
お互いが真の実力をはかるバロメーター的な、役割を担っているのだから。
どちらかが歯軋りし、どちらかがほっとし、
又は高笑いする闘いを見ていたいのだから。