一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

「戦争論3」「わしイズムvol.7」   小林よしのり


ご存知よしりん
漫画を読書と言うのはおかしい思われるでしょうが。
私にとって、漫画もミステリーも本格推理もSFも同列なんです。
SFが過去には首位だったのが、現在は断然びりの位置になっていますが。

で、よしりんと言えば、私には「東大一直線」ですが。
ギャグ漫画と汚い絵が嫌いだったので、まったく読んでおりません。
その私が「ゴーマニズム」の新刊を心待ちにしている。
でも、凄く集中力を要求されるのです。
脳をフル回転してもまったく間に合わないと言う感じです。

そのため、読後はフラフラ。その疲れも楽しいのですが。
彼の語る世界観の全てを理解しているとか、賛同できうるかと言う事ではなく。
面白く読ませてくれるという事が好きなのですね。


で、私の小説の読書の仕方は自分でもおかしいと思う。
作者がその小説の世界を表現、描写するために、風景とかもろもろのを
作者の腕で説明する部分がありますね。
これを全て省略して読んでしまうのです。
いつの頃からそうなったかは、わかりません。
それで、読んだ事となるのか、理解しているのかというと。。。。
どうなんだろう。

SFやミステリーの一番おいしい所なのに。
どんな好きな作家であろうと、余程の事がないと再読もしないなあ。
読んでいる途中でわからなくなって戻る事は有りますが。


で、漫画となると。
絵と字(せりふ)と余白と空間を舐め回すように読んでしまう。
そして何度も何度でも読み返してしまう。
そして新たなる発見をしてしまう。
スラムダンクの最終巻のせりふのない数十ページは圧巻だった。

多分、小説を読むのに、私の想像力では足りないのだろう。
実は想像力が欠如しているのかもしれない。
漫画の絵と字と余白と空間があってはじめて私の想像力が喚起されるのかなあ。

だから、よしりんの漫画の膨大な絵とパワーの有る文字。
いや、パワーの有る絵と膨大な字は、私の脳を刺激して余りある。
まあ、読みこなすのには、知識が断然足りないのもまた事実ですし。
だから、一歩ふみ込んでいけないのもまた現実なのでしょうね。

では、小説を読み飛ばすのに、週に2回は本屋によるのだろうか。
漫画のコーナーだけでないもの。寄るところは。
脳が退化しているのに気づいているのかなあ。
ボケ防止のためだったりしてなあ。