一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

松井とカブレラ、高橋と談合、巨人


松井に唯一欠けている物。
それは爽快感かなあ。
実体の無きもの=巨人軍の4番打者を追い求めてきた求道者の。
イメージが強すぎますね。

メジャーとの戦い。巨人対メジャーの試合を見ただけで。
後の2戦はニュースのみ。いいかげんな事を言いますが。
松井の打球が上に上がりません。
カブレラはゴルフスイングのようなホームで文字通りHRの連発。

カブレラには爽快感があります。
たとえ凡打に終わろうとも。フジテレビの珍プレー好プレーに出ていた彼は。
以外にもシャイでした。

現監督、元4番の原は4番のお手本のONを見ながら育ちました。
それが『あしかせ』となったと思います。
3割40本を打てなかった事より、凡打の形があまりに格好悪かった。
中途半端なセカンドフライ。

長島監督の晩年はセカンドゴロが多かった。
但し全力で走っているふり、足を動かすのではなく。
手を大げさに振るのが上手かったかなあ。

松井の凡打は格好悪いという事はありません。
松井が打てなかったんだと納得させれるものではあります。
でも何かカブレラとは違う。
そこが、東京ドームでのHR打者という規格に収まっているような気が致します。

松井、メジャーでの1年目はまず3割を目指すべきでしょう。
HRは、慣れた2年目から。松井は努力の出来る天才。
アジャストするのに時間がかかるタイプだと思います。
やっと、実体の無き、重圧から開放されるのですから。
自ら自身でHRの重圧をかけるべきではない。
新庄を少々見習いましょう。
甲子園での打席敬遠から、松井は自分の打席を持つ事が出来なかった。
もう、開放してやりましょうね。
厚い殻を破ったゴジラの真の姿が見れるような気がします。

それにしても、カブレラの打席は楽しい。
残念ながら、ほとんどTVでも見ることが出来ない私は、残念で成りません。

メジャー対全日本。なぜか、初戦、対巨人なのは摩訶不思議ですが。
二線級を出すのも失礼ですね。

今までは外国人選手は全日本の参加できなかったように思えます。
そういう意味でもカブレラの打席は爽快感を越えている。
彼のシャイなところが、メジャーの水に合わなかったのでしょうか?。
でも元阪神のフィルダ−の先例もありますなあ。

巨人入りを噂されている(?)ぺタジーニの打席には爽快感の欠片もありません。
ということは巨人向きの打者かなあ。
ローズにカブレラがバットを120%振る姿は。
巨人向きではないのは厳然たる真実ですよね。



今日はドラフト会議。
パンチョさんが選手名を読み上げるのが懐かしい限りですが。
TV中継も地上波ではないのですね(スカパーあたりではあるのかなあ)。

それにしてもわかりにくいドラフト。
プロ野球業界というか、巨人の都合だけを考えた、ファン無視のものですね。

これはドラフト会議ではなく談合と言っていいでしょう。
ますますファンは離れていきますなあ。


ぺタジーニやはり巨人に。原監督のコメントは
『4番一塁清原5番右翼ぺタジーニ』天才、高橋由伸の名前が出てきません。
彼が4番でもいいのになあ。清原は怪我がちで、140試合出れるとは思えません。
ぺタジーニは外野守れるの?。肩は大丈夫。
巨人の今年の日本一は打撃だけではなく、守備陣の堅守がもたらしたもの。
それが崩れて、長島巨人時代の過ちを繰り返そうとしているのかなあ。

天才、高橋由伸には華やかさを感じますが、執念を感じ得ない。
そこは元4番打者原監督と同じ匂いを感じます。
原監督は、高橋に同じ苦労をさせたくないのかなあ。
高橋は一流だけれど、超一流には成れていない。
もって生まれた才能がありすぎて感性だけでそこそこやれてしまう。
そんなイメージを持っているのだけれど。

今の巨人は新入団で入るチームではありませんね。
即、活躍できる選手でないと。
他のチームで活躍して、フリーエージェントで移籍が一番美味しいのでしょう。
巨人が望んだ、金で選手を集めてくる制度。
プロなんだから、弱肉強食の世界。間違いではありません。
でも、これで、巨人生え抜きのスターというのは皆無に成るかもしれません。

伝統の巨人軍、松井のメジャー移籍と天才高橋の処遇に関わり無く。
すばらしい選手は集まって行くでしょう。
でも、ジャイアンツ愛を継承する人物は原監督で終わりだろうなあと。
ツクヅク思いました。


巨人はやりすぎてはいない。

東京ドームはいつも超満員。
日テレ、報知以外のマスコミも、いつも注目し報道している。
勝てば官軍を実践しているだけのこと。お金があるのだから。
それを投資していいのは資本主義の原理。

問題は、日テレ以外のTV局。
報知、読売以外のマスコミに問題があるだけのこと。
巨人のやりように文句があるのなら、放送、報道しなければいい。
ほんとに巨人のやり方に問題があるのなら、ドーム行かなければいい。

でも、現実は、ドームは満員。
試合は全試合TVで放送され、スポーツ新聞は巨人の話題でいっぱいである。
巨人は、ますますこのやり方を強度に進めていくだろう。

今それに叛旗を揚げれるのは。
メジャーリーグに行くことの出来うる選手しかいない。
野茂、佐々木、イチロー、松井は個々の思いは違えでも。
結果として巨人中心主義に叛旗を翻した事には変わりない。

阪神星野監督アンチ巨人の構図にのっかかっているだけなのだから。
巨人におんぶの抱っこなのは一緒。
巨人が無くなって困るのは、阪神星野監督にマスコミでありましょう。

日テレに報知に読売は自分の利益の為に、やるべき事をしているだけ。
それに追従しているだけの輩が問題である。
追従しているだけではなく。
その利益のおこぼれを与っている人間が多すぎなのでしょう。
この仕組み、構図は変えられないのでしょうねえ。