一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

ポジティブスタイル


久しぶりにNunberを立ち読みではなくお買い求めに。
サッカー記事が増えたこの雑誌ではありますが、大体表紙を見ただけで、
記事の内容がわかるのには閉口していましたが、561号は少々切り口が違いました。
『日本VS韓国』という眼前の敵を直視せよという副タイトルもついています。

で、鹿島戦も予定通りの逆転負け、文字通り絵に描いたような今年を象徴するような試合です。
内容が良くても勝ちきれない。
そもそも、岡田監督当時、J1でもJ2でも、試合内容は負けているのも関わらず、
終わってみれば勝っているというある意味ヘンテコリンな試合をしていたのになあ。

2度目の降格。でも今回の降格は前のものとは様相が違うような気が致します。
ある意味前回の降格は衝撃的なものでありました。
まさか、まさかの連続で後1勝すればOKという試合を尽く落としていたわけです。
札幌の関係者、サポを含めて降格すると思っていた人間は皆無だったでしょう。
それは経験の浅い無知さ、傲慢さを表す物だったとしてもですね。
ですから我々はその当時、無念さとJ1昇格を心に刻み込む事ができました。
それは結局すぐには果たせ無かったのですが。

で、今回の場合。この降格は私達の折込済みです。
いくら『アイ ビリーブ』といってもです。で、これからをどうするかです。

まさかナンバーで山瀬の記事を見るとは思いもよらなかった。
本来であれば、あの怪我が無ければ、U21の中心選手として活躍していたであろう山瀬。
  『浮ついたところの無い。現実的で自分の足元を固めて前に進む』
ナンバーの記事の引用ですが、山瀬を評してこう語ってくれています。
この事を『ポジティブスタイル』とこの記事は我々に語りかけてくれています。

来期2位以内入り、すぐにJ1昇格を望む事が私には『ポジティブスタイル』だとは,
今の札幌には到底思えない。現実的で自分の足元を固めて前に進む事を、
今から始めなければなら無いでしょう。3度目の降格を絶対阻止するためにです。

それはレンタルの選手をかき集める事でもないし、
南米からFWを見つけて事ではないのはもう明らかなはずです。

もう、はっきりする事です。コンサドーレ札幌はJ1にしがみ付くためだけに、
存在しているわけじゃない。サッカーを表現するために存在しているのだと。
コンサドーレ札幌というチームが、どういうサッカーをしたいと考えているのか。
そして我々サポはどういうサッカーをしてもらいたいか、見たいかを語るべき時期がきていると。
で、コンサドーレ札幌のここ数年の迷走は、
我々札幌サポがコンサドーレ札幌に勝つ事だけ、J1に昇格する事だけ、
あるいはJ1に残留する事だけしか望んでいなかった事に端を発していると思うのです。

どういうサッカーを我々は好きなのか?あるいは選ぶのか?
長い道のりになるでしょうが、近道は無いと思います
レンタル選手や助っ人(?)FWに頼る安直な選手選びは,今年の二の舞にしかなりえません。