一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

決勝は夢の対決実現


ああ、とうとう、ドイツ対ブラジルの対戦が実現するのですね。
しかも日本の横浜でです。
さあ、日本のサッカーに縁のある人達はどちらを応援するのでしょうね。
ドイツとブラジルは私達日本人がサッカーで大変お世話になってきたと,
言う言葉では言い表せないものです。

4Rだけのブラジルといいましたが、ブラジルはブラジルでした。
今日はカフーの押上げも目立ちました。
トルコの正々堂々とした戦い方にも助けられ(?)て。
今日は、質の高いサッカーの試合を充分堪能できました。

観客も、韓国ラウンドの真っ赤に染まったあの雰囲気もすごいのだけれど、
今日の埼玉の各々、サポーターが思い思いの趣向を施した応援風景もまた
、楽しい物です。
日本人も、ブラジルを応援しているほうが多かったようですが、
トルコの応援をしている人々もいたようです。
韓国とドイツ戦の緊張感とはまた違った、
サッカーを楽もうとする応援風景は、
日本ラウンドの特徴だったといえるかもしれません。

サッカーダイジェスト6月12日号の選手名鑑にそれぞれの試合で、
印象に残った選手に蛍光ペンで印をつけてます。
全ての試合の印象を覚えているわけではないので、
トルコのページを開けてみると、
GKのレチュベルにハカンシュクルにハサンサスにバストゥルクと
丸がついてました。
レチュベルはカーンとは趣は違っているけれど、
今大会のベストGKの1人といえるでしょう。

トルコのうまい事、もう、上手すぎて上手すぎて言葉に言い表せません。
でもシュートを中々打たない。
あのくさびを使った華麗なパス回しとシュートを打たない事に、
何度ため息をついた事か。
調子の良い時(?)のポルトガル状態ともいえるでしょう。
もうなぜにシュートを打たないのだと。床を思わず何度も蹴り上げました。

で、今回のブラジルの勝ちあがりの一つの要因は4Rではありません。
こういうスーパーな個人はいつもブラジルのチームにはいるのです。
今大会の場合、GKのマルコスの安定度だと思うのですね。
不安定なDF陣と不安定なGKが大事な時に失点をしてしまって、
敗退なんて事も過去にありました。
今回もDFは接触プレーを嫌がり(?)不安定な事は変わりませんが。
決勝戦でのドイツはそこを狙ってくるでしょうね。

それにしても、今更このトルコに勝てると踏んでいた我々日本は、
やはりベスト16どまりで御の字だったといえるのかもしれません。
前回のW杯でアルゼンチンとクロアチアの惜敗した時と、
まったく同じ結果だった日本対トルコという事です。
0対1のスコアでも惜敗という言葉では、くくれない負けという事です。
対トルコ戦の日本は、前回のアルゼンチンやクロアチア戦と同様に、
ゴールの匂いがしませんでした。
デルピエロを下げたあのイタリア対韓国戦の韓国とは違ったのですね。
イタリア戦の韓国はゴールの匂いぷんぷんでしたもの。

で、韓国対トルコの試合と、
ドイツ対ブラジルの試合が2試合が残るのみとなりました。
今大会の象徴ともいえる新興国同士の戦いと、
真の意味でのサッカー世界一を決める戦いとなりました。
サッカーの神様も最後に粋な計らいを用意されているものだなあと。
韓国対トルコは、日本にとって、
韓国と今後どう戦うのかという事でもとても参考になりそうです。
トルコは日本の目指すサッカーに近い感じがするからです。

そしてカーン対4R+カフーが注目の的となるでしょう。
でも、その前に、ゲルマン魂(高さと体格の良さ)にブラジルDFが、
対抗できうるかという事が問題となる様な気が致します。
ドイツのサイド攻撃の高さを跳ね除けることが出来るかブラジルDFと、
いう事です。それができうれば、面白い試合が見れること請け合いです。