一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

祭りの後


優勝候補のアルゼンチン、イタリア、フランスがよもやの負けを喫し、
予選ラウンドの行方が未だ決まらない。W杯の真っ最中であります。

で、コンサドーレ札幌とサポーターだけはその祭りの後に、
思いを馳せなくてはなりません。
正直、W杯に集中させてくれよと思わずにいられませんが、
弱いのだから仕方がありませんね。

とうとう、というか、今更というか、柱谷監督の解任が発表されました。
W杯時期でなければ、オフト日本の炎の主将の去就は,
かなりマスコミを賑わしたでしょう。
中村俊輔の代表落ちと行かないまでもです。
ですから、フロントの思惑は成功したといえるでしょう。

で、記者会見のコメントどおり、
今期の成績は監督1人の責任ではない事は誰もが認める事です。
今の戦力では誰がやっても、元監督、岡田さんであっても難しいと思います。

で、自らが三顧の礼で招いた、
いまや前監督だけに結果として責任を背負わせる形が良いとは思えません。
また、おなじ過ちを繰り返す可能性を秘めています。

『今の時期、監督になってくれる人材は日本にはいません』
フロントがこういう趣旨のコメントを発したようです。

私の推測ですが、
岡田監督の任期満了の後にも札幌の監督を引き受けてくれる人材は,
いなかったという所が正直真実だったと思います。
だからこそ、その時期でS級を保持していなかった新人監督に,
得点王の抜けて戦力ダウンしたチームを投げ出すしかなかった。
岡田監督の札幌での1年目の教訓を学んではいなかったのです。
岡田監督のほうが運が良かったのはJ2だったという事ですね。

その柱谷監督も岡田監督の紹介(?)が絡んだという話を,
聞いた事があります。
ようは監督を引き受けてくれる人物も無く、
自らが監督を探し出してくる能力も無いフロントに、
今の最下位と言う成績以上の悲しみを感じてしまいます。


余談ですが、柱谷監督の現役時代の選手生活から言って、
ドーハ以降の日本のサッカー指導者として、
ある意味期待の星である事は間違いありません。
日本のサッカー界は選手も代表もドンドン成長しています。
間違いなく今の日本の問題点は指導者不足でしょう。
選手やチームのほうが経験値が上回っているのですから。
例えばトルシエ以降の日本代表監督は誰が適任なのか。
岡田さんなのかなあ。

まったく日本をを知らない外国から監督を招いて、
半年で結果を出せと酷な要求を出すフロントにただ、
半年給料をもらって帰国するだけではという心配も,
杞憂に終わらなければいいのですが。