一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

トルシエという個人が23人の日本代表を選んだという虚構

W杯に向け、23人の代表を選ぶ。とても大事な事です。
で、前々から疑問に思っていたことがあります。
こんな時期にとも思いますが、この時期で無ければ、書けないとも思います。

今回の23人はフランス人トルシエ監督1人。
または周りの数人のスタッフだけで、ほんとうに、選考したのでしょうか?。
そして、こういう疑問が出てこない事もまた私には、
不思議で仕方が無いのですねえ。

日本の社会の構造(?)からいって、
ある一つの重要な決定を個人1人に委ねるはずが無いと思うのです。
国会の動きを見ていても。
あらゆる物の決定が、ある集団の総意(?)を体現した物でないとダメでしょう。小泉首相1人では改革と叫ぶだけです。

で、日本におけるサッカー界のある集団の総意とは何でしょう。
私が思うに、ある集団とはサッカー協会のお偉方に、
サッカーに今まで関わってきたスポンサーだと思うのです。

例えば、中田英を例にすると分かりやすいです。
彼が、日本代表の呼ばれたのは、キリンカップシドニー五輪
呼ばれなかったのは、アジアカップにコッパアメリカです。
キリンカップは文字通り、日本のスポンサー。
後は五輪好きの日本人です。
日本のスポンサーが絡んでいたと見て間違いの無い事です。

コッパアメリカにアジアカップ
少なくともキリンカップより大きな公式大会です。
特にコッパアメリカには招待を受けていながら中田英を呼ばなかった事は、
少し話題となりました。
これには日本のスポンサーはついていないからこそ、中田英は呼ばれなかったと。で、どうでも良い親善試合のキリンカップには必ず呼ばれます。

こういう風に日本のサッカー界はスポンサーの思惑を無視できないという、
一つの仮説が成り立ちます。
これはある意味仕方の無いことかもしれません。
長い間、日本のサッカー界は不遇の時代を過ごしてきたのです。
その間にスポンサーとなってくれた方々に足を向けて寝れるはずが無いと。

で今回の選考の騒動に繋がります。
コナミというゲームメーカーの『ウイニングイレブン6』のメインキャラを、
中村俊輔からゴン中山に変更しているというのですねえ。
これ以上は憶測となりますが。でも何かある、あったと思えるのです。

で、トルシエが代表発表会見を自分自身でおこわなかった。
あれだけ日付まで明言していたにもかかわらずです。
それに対し、日本のサッカー協会がたいしたコメントを発してない。
つまりはこのトルシエの暴挙(?)に対してのお咎めはなし。

どうしたっておかしい事です。
まずはトルシエ、自己顕示欲の強い人間のようです。
一世一代の晴れ舞台を態々キャンセルするなんて。
本来なら、チームの素晴らしさを、
この4年間手塩にかけたチームの事を語りだしたらとまらないトルシエだと、
思うのです。


で、此処からは私の妄想話です。
俊輔のフィジカル問題は髪を切る事により解決するとか、
日本代表にはFWやDFがいないなんて言い出す輩の発言ですから、
聞き流してください。


で、代表23人。勿論大枠はトルシエが決めたのだと思うのです。
でも、どこからかの横槍が入ったのではと。
それは、サッカー協会のお偉方か、スポンサーからなのか、
それは私にも分かりません。

で、それが面白くないマザコントルシエは、それなら代表の発表には、
立ち会わないと、ブータレたと思うのです。
で、代表監督が代表23人を選ぶという虚構を守るために、
日本サッカー協会はそれも黙認したのではと。

ううむ、どうでしょう。あーあ、書いてしまいました。