一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

待ち焦がれてやっときた春?だよねえ。


いくら、北国の北海道であっても。4月になれば、街中には雪も無くなり。
日差しも暖かくなってきます。で、もう春だとルンルン気分でいると。
お天気の神様も気まぐれであります。
入学式や始業式の当日に意地悪な雪が降るということが間々あるからです。
まあ、雪はすぐ消えてしまい、春が来る事は地球が反対周りでもしない限り確実なことであります。

で、初勝利のコンサドーレ札幌に春が来たのでしょうか?。
初白星を挙げたという希望の光に包まれた数日ではあったのです。
TV中継を見たわけでもなく、コンサ関連の番組とネット関連と報道を見ただけの私ですから、
偉そうなことはいえないのですが、偉そうにいっちゃいます。

4バック対3バック。柱谷監督対岡田監督。若手起用の今年対昨年のチーム。
名古屋戦のアウエーで大勝したことにより、
前者はすべからく否定され、後者は善となりつつあるようです。ほんとにそうなのかなあと。

実は私は義務教育のほとんどを十勝のある小さな町で過ごしました。
その町の冬の学校体育はスピードスケートでありました。
校庭に水を巻き、父母、先生達が夜通しでリンクを作ってくれました。
200m一周の立派な物です。
小学生の頃は育ち盛りで、スケート靴は1、2年程度で履けなくなります。
で、新しいスケート靴をおろすのですが。
靴擦れをしたり何かでしっくり来ないことがあります。
私の母親などは貧乏性な達で、どうせ大きくなるのだからと。
大き目の靴を買ってくるのです。靴下を何枚もはいてもサイズが合わないことも。
当然私もぶうぶう言うのであります。
ぴったりとするまでには、試行錯誤の繰り返し。
で、昨年着古したぼろい靴を引っ張り出してみるのですが、
やはり履き心地はこちらのほうがいいのです。
おみ足に慣れ親しんでいますから。またこちらを使い続けるのですが。
でも、小さくなったか、古くなったかのいずれかで新しいのを買ったのですから、
古いのとはいずれはおさらばしなければなりません。
日進月歩、体は大きくなっているので、いずれは足がどうやっても入らなくなる。
そして、新しい靴との靴擦れとの戦いが始まるのです。
その時には過去の古い靴をもう使うことは出来ません。
後戻りは出来ないのです。で、その靴にやっと慣れたと思ったら、靴が小さくなってる。
また、新しいのを買わなくてはならない。
母親の『もう、またあ』というしかめ面とと共に。

昨年のコンサドーレ札幌というチームを文字通り叩き壊して、
新たなるコンサドーレ札幌というチームを誕生させてほしいと一番願っている人は,
昨年までの札幌を作り上げた張本人である岡田元監督だと思うのです。
契約満了の岡田さんの会見の要旨は新たなるアイディアが沸いてこない。
新しい血、発想が必要だ。と私は理解しています。
札幌というチームと岡田監督自らに限界を感じたから身を引いたのだと。
それを昨年のチームシステムと日頃慣れ親しんだ選手であるレギュラーが戻ってきただけで、
喜んでいてはと心配してしまいます。
それでも昨年のメンバーと違う所はFW陣です。ウィルと播戸がいない。
ウィル1人で24得点もとっています。これを誰がどうやってとるのでしょう。
昨年ともし、もし同じシステムのままなら確実に昨年以下のチーム戦力になってしまいますよね。

で、昨年のチームがどうだったか。ということです。
厚別で広島に勝った10月17日以来、引き分けを挟んで、
最終戦まで5連敗。天皇杯も入れて昨年6連敗。
ということは、名古屋戦まで9連敗だったわけです。
柱谷札幌3連敗対岡田札幌5連敗という50歩100歩という戦跡なのですねえ。
構造改革には痛みを伴うというお言葉もありますが、
痛みを伴うのを回避しているのは小泉首相だけではないようです。

山瀬のミドルシュートは もしかして今日本一では。
パルマ中田英も威力のあるミドルを打ちますね。
もちろん中田英の方が破壊力はあるでしょうが、正確性は山瀬の方が上だと断言いたします。
後は、小倉と山瀬。バルデスマラドーナ以来のホットラインの成立の可能性も。
厳密に言うと山瀬は司令塔ではなくセカンドアタッカーで、
小倉もストライカー的なFWでもなさそう。
擬似司令塔と擬似ストライカー、実は似た物同士なのかなあ。
2列からの飛び出しとこぼれ玉を狙う忍者部隊の再結成という所でしょう。
ホットラインというより頻繁なポジションチェンジから来るコンビプレーなのか。
ウィルの24得点は無理としても半分以上はこの二人絡みでとってほしい物です。
で、やはり司令塔かエースストライカーの出現をお待ちしております。

で、新しいスケート靴に何時変えるべきか、
またどのくらいの大きさのにするべきかは議論の余地は大いにあります。
柱谷監督と私の母親はそのタイミングがどうもねえ。
柱谷監督は若さという性急さで、私の母親は持ったいない病で。