一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

おいおい、こんなに楽しく安心してみていられる代表の試合は


言わずもがなのポーランド戦。
中田英はやはりここ一番に強い。このチームで小笠原を見たかったなあ。
ウクライナ戦でのサントスに小笠原。
そしてポーランド戦での海外組みの稲本に小野に中田英に川口。
前半の市川は切れまくりでしたねえ。これに怪我の森岡と名波が加わる。本山もいるし。
中村俊輔の存在もあるけれど。基本的に守備もできうるフィジカルの強さも、
要求されると中村は辛いなあと。
結果として2対0の楽勝に見えるけれど、試合当初は押されていました。
その時に失点をしていれば、試合の展開はまったく違った物になっていたはずです。
中田英が先制点を挙げるまでトルシエ自慢のフラット3も小野が守備に下がり、
4バックと化していました。もっと強い相手では5バック状態になるのは必然でしょう。
その我慢の時間帯をどれだけしのぎきれるかが、このチームの最大のテームでありましょう。
今回はその時間帯を無事に済ませたので、中田のパスから、市川の上がりとセンタリング、
そして相手DFのこぼれ玉を中田英が抑えた強烈なシュートで先制点を演出できた。
中田英のふかさないできちんとボールを蹴れる技術をFWは見習うべきです。

 まずは先制得点を与えない事。そして先制点を取った後きちんと守ってパニックに陥らず、
無得点に抑える事。当たり前の事だけど。
その当たり前の事を当たり前に出来るようになった日本代表、強くなったと思います。
TV解説のセルジオ越後は全日本は強くなったといってましたねえ。
ホームでの親善試合に練習試合ではW杯優勝国とそれに順ずる強国を除けば、
勝ちを収める力を備えていると思ってます。
(あくまでも本番ではなく親善試合、練習試合の話)

ですから、ホームで、どういう試合をやろうとそれほどなんとも思いません。
しかしながら、アウエーの試合で、W杯出場国しかも欧州の古豪相手に親善試合、
練習試合であっても勝ちを収めることが出来た事。
日本のサッカー界の新たなる歴史のページを書きつられたと。
これはエポックメイキングだと思います。
確固たる自信とある一つの階段を登ったといって良いでしょう。

で、今回のハイライトシーンはもちろん中田英の先制得点だと思います。
ただし天邪鬼の私です。
中田の流星のようにまっすぐな軌道のコーナーキックからの小野のヘディングシュートしたシーン。
残念ながら得点にはなりませんでした。
でも凍りつく程きれいな弾道でした。
久米宏ニュースステーション、スポーツコーナーのレインボーでこのシーンも見てみたいなあ。
中田と小野が相互に相手の位置を頻繁に確認しあい、
パスを交換し合うシーンを長年どれだけ待ち焦がれてきたことか。
思わず不覚にも涙ぐみそうになったとしても言いすぎではありません。
今日の所は素直に喜びましょう。ねえ皆サン。