なぜ 長島監督は4番打者ばかりそろえるのか（妄想編）

結論から言うと『4番打者松井』を守るためだと思う。

4番打者が4番打者でいらるのはそれ以上の能力を持った3番打者が。
いなければならないと思う。

古くは川上に青田、長島に王、掛布にバース、山本に衣笠。
清原にデストラーゼ（秋山）、王に張本、山本にはホプキンスが正しいかなあ。

4番以上の能力を持った、あるいはライバル関係にある打者がいなければ。
4番打者は辛い立場となりうると思う。

自分の成績はもちろん、チームの成績もそれこそすべてを。
自分ひとりで背負わなければならなくなるのだから。　

いい例は伝統の巨人の最後の4番打者『原』だろう。
最低の4番打者とも呼ばれたが、彼はチーム内に最後までライバル関係に。
なりうる3番打者を持つことができなかった不幸を背負ってしまった。

原選手は巨人軍栄光の4番打者としていろんなこと戦わなければならなかった。

①　ＯＮの偉大な記録
②　自分の成績3割40Ｈに１００打点、三冠王もしくはホームラン王
③　そしてチャンスでは絶対打たなければならなかった。
④　そしてチームを勝ちにもっていかなければならなかった。

彼には自分の好きなボールを選んでこなかったら四球で歩くことを。
選択できなかったし、彼には彼自身しかいなかった。
彼が打つしかなかった。
だから今思えば彼自信の苦手な外角低めのスライダーを。
引っ張ってホームランしようとして三振かポップフライを揚げていたのだろう。
　　　
唯一3番候補もしくは原に変わって4番に座ったかも知れないのは。
吉村選手でしょう。彼があの怪我をしなければ。。。。。

長島も王も原も打たなければ、すごい批判が待っていました。
特に原選手への批判は文字どうり、その二人分を受け持っていましたねえ。

今現在の４番『松井』は打てなくても批判されることがないような気がします。
打てそうなボールがこなければ四球を選んで一塁に歩けばいいのです。
清原もいれば、高橋もいる、江藤もいる。
自分でゲームを決める打席を持たなくてもいい4番打者なのです。
勝負してもらえないからこそ、勝利打点や勝負を決める打席がないのかなあとも。

それは松井がえらんだのではない。
監督の長島がえらんだのでしょう道でしょうか。
孤立無援の原選手を見ながら、同じ4番打者として。
ああしてはいけないと思ったのでしょう。

長島監督は巨人のブランドより巨人の4番のブランドを。
重要視しているのかも知れません。
巨人の4番＝最強打者というブランドを松井で復活させたいと思っているんでは。
松井に世界の王の記録を塗り替えさせたい。
と思っているのでは。
　　　　　　　
その松井はあまりにも過保護な状態にあると思います。
彼一人を抑えればいいというチーム状態なら
彼への攻めももっときついものとなるでしょう。
それで現在の成績では物足りないと思います。
三冠王は無理としても50本を越えるホームランを打つとか。
圧倒的な数字を残すべきでしょう。

彼の実力はメジャー級でしょうが。
精神的な部分でメジャーでは通用しないのではと思ってしまいます。
イチローは何があろうと首位打者を取り続けてメジャーへいきました。

これだけお膳立てをそろえてもらった4番打者の位置を捨てて。
ある意味、長島監督を裏切ってメジャーに挑戦する気があるのかなあ。

もうひとつの日記にも書きましたが。
ここ数日　腹の具合がおかしい。
そんなことを考えていたらこんなことが浮かんできてしまいました。

ちなみに長島選手も原選手も松井選手も好きな選手です。
長島選手は巨人の星のですが。
現役時代のことは引退のセレモニー等の晩年しか知りません。

あろうことかサッカーのサイトで野球で妄想与太話をしてしまいました