一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

福岡戦を終えて、西ヶ丘がホーム

スカパーにも入ってなく。
平日休めるも試合に参戦できない野郎の恨みつらみを書きましたのでたたみます。
試合内容には触れるなんてこともできるわけもないのです。


この試合を覚えておこうと思う。
この試合の内容ではなく、この試合がホームであったという事を。
札幌、いや、北海道ですら行われなかった事を。

わが赤黒チームにホーム競技場はいくつあるのか。
聖地厚別、札幌ドーム、室蘭入り江、函館千代台。
高知でも行われた事もあったはず、そこに西ヶ丘が加わったという事。


雪のある季節もあるわけだから。
3月4月そして12月は厚別が使えない事は重々承知している。
そして日本ハムとの競合。
そして、自分たちのスケジュールを日本のプロ野球より先に決められない。
J1J2の昇格降格問題ともあいまって。
札幌ドームを押さえられない場合の3月4月をどうするかは永遠の課題である。


でもこれは、今年に限った事ではない問題のはず。
私達の蹴球プロチームはジプシー球団なのかと思う。


わがチームの混迷が札幌ドームの誕生と共に具現化したのは偶然でしょうか。

金やんロッテというチームがあった。
ロッテの監督が日本一400勝投手の金田正一さんだったときのこと。
ホームが仙台と川崎の二つだったはず。
マサカリ投法の村田兆次さんもいて日本一にもなったけれど。
あの川崎が観客で満員になる事は無かったと思う。
金田監督が自嘲していっていた言葉がジプシー球団と。


社長さんが飛行機を使って見に来て欲しいと呼びかけていたようですが。
平日の19時に始まる試合、これは当日泊まりが前提となるわけで。
一般人がどれだけこのスケジュールを組めるのかどうか。
全日空さんのストに札幌の便が入ってなかったようですが。

釧路在住のとき。
前日23時の夜行で札幌を目指し、そして当日23時釧路にトンボ帰りを2年ほどしていた。
私が言うのもなんですが。


ホームタウンがあって。
その試合を何気なく競技場に見に行く文化が一番大切だと思う。
コンサドーレ札幌なのだから、ホームは原則、札幌に限らないと駄目だと思う。
そしてもっと言えば、ホームは一つが望ましいのだろう。

わがチームの夢はJ1昇格とかJ1優勝若しくは亜細亜1位の称号ではなくて。
たった一つの競技場を持つことではないのかなあ。
この当たり前の事柄、他のチームでは考えられない事柄を成立させて無い事が。
これだけ、サポがいて、地方公共団体や地元マスコミや一部地元企業の応援を得ているのに。
足元がしっかりしない本当の理由だろうなあと改めて感じる。
これは厳しすぎる部分もあるだろうなって感じる。
専用の一つの競技場を持つこと。
適わない事かもしれないけれど。



わがチームのチーム名はコンサドーレ札幌であってコンサドーレ北海道ではない。
ホームタウンは札幌であるはず。
九州のように、北海道のあちこちにJの息吹を感じさせるようなそういうものを。
わがチームの勘違い、あるいは、傲慢さで押さえ込んでいないのかな。
北海道の地方都市にJのチームが成立するなんて思いもしていないのではないか。
10年前、北海道に蹴球のプロや野球のプロの存在を真面目に考えていた人なんて。
皆無に近かったはず。
改めて、ホームタウンについて考えた方が良いと思うのですが。


そこら辺を曖昧にしている所がわがチームの一番問題な所でしょう。
だからこそ、ホームの試合を苦肉の策であっても西が丘でするという。
そういう部分を許す結果となってしまうのではと。