一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

十勝豚丼いっぴん①


小学生の頃、十勝の田舎町でのびのびと暮らしていたわけですが。
店屋物を取るというときの私にとっての最大のごちそうは。
ラーメンでも天丼でもそばでも寿司でさえもなかった。
そうそれは、豚丼と書いてぶたどん。


甘辛くて美味しくて最大の大好物であったに違いない。
でも、家で母親は作ってくれなかったなあ。
母親は北海道の人間ではなかったこともあったのだろうか。
ラーメン屋や蕎麦屋には必ずあった豚丼である。



で、その後、豚丼からは離れて生活をしていると思う。
転勤で釧路に行った時も札幌でもあえて食べたいと思ったことはない。


まあ、食べた機会が皆無というわけではないのですが。
で、小学生の頃アレだけ美味しいと思った豚丼を美味しいと。
思ったことがないのも確かである。


吉野家でも他の店でも。
それは美味しい豚丼を食べていないからなのか。
それとも、もしかしてあの頃食べた豚丼も実の所美味しくなく。
記憶が美化されたものであるのか。
本当に滅多に食べれない店屋物という事であって。
田舎で海産物や野菜は新鮮なものを食べれたわけですが。
凝った料理というものはなかった。素材を食べるという感じで。
その中でのジンギスカンであり、豚丼であったわけです。


だからこそ、今現在豚丼を食べる時の意識は少々微妙。
昔食べた豚丼は美化されたものなのか、それとも本当に美味しかったのか。
それが定かではないという事で。

たしか甘辛い印象があって。
今現在は味覚に変化があってラーメンも食べれなくなったし。
そのたれの単調な甘辛さに途中でくどさを感じてしまうという印象がほとんど。


で、札幌でも豚丼屋があったりする。
普通にラーメン屋ではなかったりするメニューではあるが。



本当に私にとって立ち位置が難しい食べ物であるなあ。
選手のジーコは神様であるが。
本当の所、日本代表のジーコ監督は見たくなかった。
そういう気分かなあ。
あの頃の田舎の蕎麦屋が今現在あるかどうかわからないが。
町に一つしかない蕎麦屋だからこそ、今も営業しているに違いない。
そして十勝が本場のメニューの豚丼もあるに違いない。


ようは、そこに食べに行けば良いに決まっている。
そうすれば、はっきりするに違いないが。
それはやっちゃいけないようなそんな気分である。
そのままにしていた方がよいような。


で、そういうもやもやを抱えて食べに行く豚丼
十勝帯広市に本店があるらしい。


タレがあっさりしているの飽きが来なくて今の私には良いかなあ。
炭火で焼いた香ばしさが美味しいです。