エメルソン
わが赤黒のチームにいるときは、1人で蹴球をしていたなあ。
唯我独尊流川という感じで。
浦和に移って、レベルの高いチームメイトに恵まれて。
パスを選択するようにもなって蹴球を楽しんでいるようにと勝手に思っていたけれど。
エメルソン=用心棒=傭兵という感じがどうしてもしてしまう。
だから自分をより高く買ってくれる所に移っていくのだろう。
勿論、今回の移籍の仕方がすっきりしないという事は私も感ずることだけれど。
赤黒のチームを移籍していく時は悲しかったなあ。
で、欧州のリーグに行かないということが裏切りという感じがしてしまうのは。
たとえば、セリエAに移籍するのなら、ステップアップということで。
しかも、セレソンを目指すという目標に向かってというわかりやすい図式だし。
そこに向かってという人生を語れるなら、許せるということにもなるのかもしれない。
でも、エメルソン自体にセレソンが頭にあるかどうか。
数多多くの才能がはびこる伯剌西爾において。
そういうコースに乗る乗らないというものがはじめからあるかもしれない。
伯剌西爾セレソンにおいてのエリートコースを外れた選手ということなんだろうか。
外人傭兵部隊所属エメルソンという感じがするなあ。