日本代表戦の見方④

どこから、入ってくるのか。
いやいや、どこから入ってくればいいのか。
蹴球と言う世界に興味を持った人達が。

という風に考えると、やはりマスコミ媒体の露出度を考えると。
日本代表からという人達がほとんど１００％だと思う。
別に調べるつもりもないですが。
かくいう私も日本代表からでしたから。

ミーハーと言うのか初心者（？）と言うのかどういう言葉を使えば良いのか。
ようわかりませんが。
ここではあえてミーハーってくくるかなあ。

そうすると日本代表の５万人の中には多種雑多な人達が内包されて来ることとなる。
コアに応援したい人達と分析したい人達とミーハーな人達と。
日本国ということで応援したい人達となんて簡単に分類して見たりする。
ああ蹴球を好きな人達もいるでしょう。

この中でのミーハーって言葉は響きが悪いようだけれど。
私もジーコのミーハーファンだったからなあ。
８２年のセレソンのミーハーファンだったから。
自分を正当化することを含めて良い意味で使っているつもりだけれど。

地元に赤黒のチームがあるからといって。
蹴球が好きだからといってその地元のチームを応援する。
そんな道筋を踏むなんて事は少ないだろうな。

日本代表に興味を持って、ある１選手に注目していって。
その選手の所属チームを追いかけて。
そしてそのチームが地元チームなら、かなりラッキーな事。
競技場に通いつめてそしてその１選手がそのチームを去った後も。
そのチームを応援することができたなら、幸せなのか不幸なのかは。
よくわからないけれど、多分そのチームのサポーターの出来上がりなのだろうと思う。

そういう意味で言うと。
我が赤黒チームは日本代表クラスの選手がいないので。
北海道と言う事で入ってきた人達が多いのだろうな。
それがアウエーサポの多い事とつながるのだと思う。

日本代表を競技場で応援する５万人にはミーハーを内包する部分がないと。
蹴球に入門する門を閉ざす形となるなんて勝手に断言して見ましょうか。

Jリーグのチームにおける部分より。
競技場における色合いが割合たぶんはっきりしているだろう。
そういう部分に多分いらつく人達もいるのだろうけれど。
まあ、私は競技場にいく事は地理的条件もあってないだろうから。
あまり関心がないといえばないのかな。

蹴球には国とか地域とかあるいは、もしかして政治とか。
そういう不純物（？）を丸抱えにしないと面白くないのかもなんて思ったりする。

赤黒チームにおける地域とは北海道なり札幌で。
日本代表におけるものは日本国。
これを不純物と評したらおかしいかなあ。
でも政治というものが不純物だとしたら同様に上記のものも不純物じゃないの。
ああ、そうするとミーハーも不純物なんて事にもなりかねないか。

蹴球をそういうものすべてを抜きにして見てみると。
意外につまらない物になるのかも。

赤黒チームのゴール裏にとりあえず生息している私は。
なにが不純物なんだかもよくわかりませんが。
少なくとも私は不純物なのかなあと言う自覚はあるような。
蹴球の見方としてはどれだの不純物を。
背負い込んで内包できうるかにかかっているような。

日本代表の試合は緊張はするけれど。TVで寝転がりながら。
なんだかんだいってビール片手に見る事ができうるし。

でも赤黒チームの試合は。
競技場で立って歌って飛び跳ねないともう見る事ができない。
これって欠如した部分を、欠落した部分を補う行為。
そんな気がするなあ。

久しぶりの妄想話。
私の中だけの脳内話でありました。

私の場合、戦術とかシステムという不純物を取り込めないのは。
かなり大きな弱点だなあと思います。