一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

大宮戦


「今年の悔しさを無駄にするな 覚悟を決めて這い上がれ」
「熊本→丸亀→○○→2005.1.1国立」
「三原俺たちは待っているぜ!!US」

これはUSが試合後サンクスウォークで掲げたもので。

「大宮昇格おめでとう」
これにはいろいろひと悶着(?)ありましたが赤黒側から生まれた弾幕で。



今日の並びは久しぶりのものでした。ヤンツーさんタオルとか。
いろいろ、企画もあったようで、すべてにスルーして。
ゴール裏の定位置をとる事に専念。


で、いつのようにアウエーゴール裏を目指します。
必勝弁当を買って、「環境未来カップ2004」少年団の蹴球に集中します。
オレンジの軍団のやや真後ろにて陣取って。
ちびっ子の蹴球を見ながらも、馬鹿にできないのですね。
ボールの受け方、体の使い方、そして視野の広さ。
どこかの赤黒のチームに無いエッセンスがきちんとそこにある。


いつぞやわが赤黒チームがJ1に昇格した時に。
オレンジの人々が、お祝いの弾幕を掲げてくれたなんて書き込みが。
あったことを思い出して、それを連れKに振ったと同時に。
あっさり、言下のごとくありえねえと叩き潰されました。
連れKはUSに属してはいないが、身も心もUS以上にUSだからね。


いつものようにアウエー側にドールズダンサーが集まりましたが。
その数の多いこと、とても楽しそうなのは良いのですが。
連れKが激怒する事が起こってしまったのですね。
そこに「大宮昇格おめでとう」という弾幕ともに大宮コール。
そして大宮側から起こる札幌コール。


いい加減せーというKの声。
私たちの後ろでも同じように声を出す数人の人。
それが実は前振りだったのですね。


とりあえず、試合前ドールズのダンス中ということで。
これもアリなんじゃないとなだめて終わりましたが。


ドールズの踊りが終わると、ゴール裏を目指します。
DJの先導で大宮昇格おめでとうと言うのがあって。


それから、ゴール裏、私共の右前方にて。
またしても『大宮昇格おめでとう』の弾幕が出るに及んで。
連れkは怒号を上げませんでしたが。
私たちの前方のいつもUSの近くで応援している数人が。
(実はアウエーゴール裏で怒号を出していた人達です)
爆発してその右前方の人達を挑発いたします。
「アウエーゴール裏でやってくれ。」
「ここに何しにきているんだよ。」
「お前ら赤黒サポかよ」
「いい加減にしてくれよ」
「文句があるならこっちに来いよ」
そういった類のことを言い放ち。
そのうちの一人が切れてその人達に向かいます。
それを止めに入ったのはUSのコールリーダーで。
とりあえず、何も起きませんでしたよ。


それからすぐに試合開始、そしてすぐに失点。
後は。。。。。。試合終了。


そしてサンクスウォークに前に札幌在住のバンドのお披露目が。
あったのですが。


この試合のというか今年のキーポイントは。
USの弾幕にあった悔しさと覚悟だと思う。


この試合には、最下位を抜け出すための戦いがあって。
とはいっても、自力ではないのですが、今日勝てば。
湘南の勝敗によっては、最下位を抜け出す芽が出て来る。
そんなのは、いまさら関係ないとはいえない部分があって。


もし、J2とJFLに入れ替え制度があったとしたら。
そんな他のチームを賞賛する暇は無いだろうという想いがあって。


圧倒的J2最下位で。
最終戦もいいところ無く負けて、ブーイングも起きない。
そういう赤黒ゴール裏。いいとか悪いとかじゃなく。
そういう私もブーイングはしなかったしやる気も無かったし。
そして最下位の監督に批判もおきないし。


凍傷柱谷弟監督のやろうとしたことと。
ヤンツーさんの活劇蹴球にどれほどの違いがあるのだろうかと。
若手を育てて中盤を作り上げて、ボールと人とを連動させる蹴球。
片方は、批判の集中砲火そして片方は。。。


違いがあるとしたならば。
フロントとサポーターの覚悟の違いだけだろうな。


で、問題は、その覚悟が本物かどうか。
今年は1年目だから我慢した、覚悟ではなかったなんて事では。
おんなじことの繰り返すだろう。

このままでは、来年も最下位かもしれない。
そういう試合だったなあ、大宮との試合も。
このメンバーで2,3年やって、活劇蹴球ができうるのかな。
J1に昇格できるかなんてどうも夢物語にしか見えない。
ヤンツーさんの試合後のコメントの中で。

「練習で精度を上げられればいいが、できなければできる選手を連れてくるしかない」

これって本心だろう。


浦和だって優勝にあれだけ時間がかかった。
小野も福田もいたのにJ2落ちを経験した。


若手への切り替えだったら、元J1組の湘南も福岡も数年前から。
着手している。


Jバブル崩壊後、身の丈にあった経営ですこしづづ体力をつけて、
実力をつけている山形や甲府のような例もある。


すべてに中途半端で乗り遅れた感のあるわが赤黒チーム。
他のチームはすでに数年先を走る出しているなあ。


と悲観的なことを書いたようですが。
あの厚別での浦和戦より、入場者数が多かったという現実もあって。
これは、もしかしてもの凄い快挙かもしれないと。


コンサドーレの選手と同じピッチに立ててうれしかった。来年も環境の課題に取り組み、ここで試合したい」と満足そうだった。
あこがれの札幌ドームではつらつとしたプレーを披露する蹴球少年団の選手たちというのも一方であって。


ああ、私の取り越し苦労で、今までのは余計な、お世話なのかもしれないな。
多分、来年も茨の道が待っているだろうけれど。
見捨てないでねというのが、今日の論旨でありました。


連れkが試合後言っていたことで。
来年J1に昇格できなければ、当分昇格は無いだろうと。
で、来年昇格しても、J1に留まれる戦力は無いだろうねって。
私も素直にそう思います。




そして。
ヤンツーさんの活劇蹴球は赤黒のチームで実現することは無いだろうなと思います。
遺伝子も種もなにも無いところで生まれ育つわけも無いと。
わがチームはGKを中心にした泥臭いリアクション蹴球。
どんな蹴球なのか、書いてて良くわかりませんが。


ただ、そうやって、選手を育て上げる過程においての1段階なんだろうと。
蹴球選手として一人前にするためには、最低限覚えておかなければ。
どうしようもないのだろうって。
環境未来2004の少年団の蹴球をみて思いました。
彼らのほうがより蹴球ぽっいという事です。


マニュアルどおりにゴール前からサイドに振るのですが。
中央で突っかけることもしないので。
守備陣形がぜんぜん崩れることも無く。
赤黒のチームの攻撃は全然怖くない。
崩して、サイドへではないんだなあ。
教わったとおり、忠実にこなすだけ。
形をなぞらえても心伴わずで全然違うもののように思える。


FWにパスが出るときにも。
右に出るか左に出るか。で右に走って。
たまたま、左に出たので合わなかったという風には到底見えない。
受けてがパスが出ると思っていないし、出た後に動こうとしているように見えて。
スムーズじゃない。


まあ、あれだけパスの出し手が敵にプレゼントパスを贈っていたら。
動けといっても無理かもしれないなあ。


そういう攻撃でのスムーズな連携なんてJ2のどこのチームでもできていて。
(多分、赤黒のチームにだけ、それはできていない。)



後は、オシム監督が言うように、J1とJ2の違いは危険な選手がいるか、どうか。
ようは、圧倒的な個を持つ選手はいるかどうかで。
決定力なんて言葉は嫌いだけれど、そう表現するのが一番かな。
最後の仕上げをする選手がいるかどうかで得点力が違うのだろうし。
シュートで終われないだけだろうな。
(わが赤黒チームはそれ以前の問題なんですね。)




ううむ、どこまでの覚悟を持てばよいのか。
そのさじ加減が人によって違うのだろうけれど。
とりあえず、年間パスを買うかどうかが踏み絵となるのでしょう。
私のとってでありますが。
ま、もちろんプールしてありますがね。


後、もうひとつのキーワードは悔しさ。


個人的に今年の赤黒のチームの失敗は。
三原に10番を与えなかったことだと思っています。
いや、中尾がどうだと言う事ではなくて。
今年のチームは三原のチームになるはずだったと。
三原が元気にピッチに出ているときのチームは凄く良かった。
フリーキックとかセットプレーとか、期待感アリアリワクワクだったし。
で、その悔しさを一番に感じていたのが三原だったと。


サンクスウォークで選手がゴール裏に挨拶しに来た時。
お決まりのwe are sapporoコールの後。
三原へのコールが起こったのはうれしかったなあ。
最後の力を振り絞ってコールしたよ。
来年は10番を背負って復活してくれよ。