一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

シンガポール戦


勝ったという事がすべてでそれ以上でもそれ以下でもなく。
まして海外組みもいなく、サブ中心だし。
この後の予選の事を心配をしても致し方がないな。


だっておんなじチームじゃ無いでしょうから。


で、その次の予選を勝ち抜けしたとしてW杯本選のチームだって。
どういう選手構成になっているかわからない。
今まで選ばれた選手が残らない可能性だってあるわけでしょうと。
2006年というのはそれだけの月日があるわけで。


今のままでは中田英だって危ないでしょう。


日本代表と倶楽部チームの差というのは、強さとか戦力で無くて。
F1とフォーミラー日本(?)との位置関係と似ていると思う。
回るサーキットの数が違う。
慣れて熟練することと、短時間でどれだけ克服する事の違いかなと。

あるいはメジャーリーグと日本のプロ野球とか。


日本の野球は交流戦も無く相手チームが5チームしかない。
5チーム×先発投手6人として30人の先発投手としか当たらない。
松坂クラスの大投手でも年に5・6回くらい当たるのか。
研究し尽くすことができうる。どれだけ研究するかが勝負。


メジャーリーグは何球団あるのか、そして交流戦もある。
どれだけ多くの先発投手と当たるのか。
研究し尽くす前に、その場で当たってすぐにアジャスト・適応する事を。
求められる。
年に1試合しか対戦しない投手を打たなければならない。
もちろん研究するだろうけれど、し尽くす時間は無いでしょう。



代表の選手に選ばれるには運がものすごくものをいうと思う。
ゴールポストに1回嫌われれば、それは運がないのかも知れない。
でも3回嫌われればそれが実力といわざるを得ない。
本番にやり直しはないのだから。


そういう意味で、日本代表には熟成は無いと。
一期一会でその機会は2度と巡ってこない。


試合に出たら、その場ですぐにできなければならない。
五輪チームでいえば、闘利王も今野も最初からチームの中心のようだった。
中田英の日本代表デビューの韓国戦も我が物顔でピッチにたっていたように。

フィットしない選手は使えない。
実力結果をを出せない選手も同様。


翻ってクラブチームでは時間をかけて熟成していける。
クラブチームで活躍する選手と代表で活躍できる選手は適正が違うのでしょう。
どちらでも活躍できうる選手はスーパースターかな。
もしかして日本代表専門に活躍する選手もいるのかもしれないし。


で、どちらが優秀かどうかなんて議論は不毛なんでしょう。
単に向き不向きの問題であって。
私としては倶楽部チームで活躍している選手のほうが好きだなあ。
少しずつ階段を駆け上がる様子が見れたり。なかなか上がれなかったり。
突然、2段階3段階で駆け上ってくる選手が現れたりしてね。
日本代表でもそういうドラマを見たいのだろうけれど。
そういうドラマを発生させられないのかも。


日本代表をひとつのチームとして考えて。
少しずつ階段を駆け上がっていく、またはパズルの一こまをひとつひとつ。
埋めていく作業が発生しているはずだと。
私自身が考えていなんですね。


混成チームが即興演奏をする。その即興の独自性をを楽しむ。
そしてその即興はその試合限りのものというのは突飛すぎるかなあ。


できうれば、イタリアのカテナチオ、ゲルマン魂のドイツ、オランダ、フランス、ブラジル、
アルゼンチンのようにその国の蹴球のあり方が見えたらいいな。


日本の蹴球はこれだと世界に向かって叫べればいいな。
勝ったにしてもあるいは負けたとしてもそういう蹴球をやり遂げて欲しいな。