一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

引き続き岡田監督  意図と修正


あの銀縁の眼鏡の印象もあいまって。
冷静で、知的で、論理的な人柄だなあと。
NHKでの解説も監督の時の試合後もコメントも。

試合をどういう意図で戦おうとしたか。
そして悪いところをどう修正をしようとしたか。
誰にでもわかるように、起承転結を踏まえて話す事もできる。

岡田監督のコメントでのキーワードは意図と修正でしょう。

そして、岡ちゃんと呼ばれる親しみやすさも同居しています。

でも、私はそれ以外にも隠された部分を感じてしまう。

その事例として。
一つ目は、ドーハの悲劇
カズが抜かれ、松並が呆然と見送り、ピッチの外のゴンが泣き崩れたとき。
解説の岡田サンが辺りをはばからず、号泣したような。
(私の記憶違いの可能性もあるのですが)

二つ目は、季節が流れ、札幌の監督に就任。
J2優勝しJ1に昇格したシーズンの第2ステージ。
J1の壁は厚く、黒星街道まっしぐら。
で、「アイデアがなくなった」と辞任を発表。
札幌ドームでの最終戦の後半。
次第に攻めまくられ、札幌DFがずるずると引き始め。
まさに、引きこもり状態、でくの坊状態に陥ったとき。
TVから怒号が「下がるなあ」
岡田監督の声でした。
いつものような、理知的なものではありませんでした。
あれが、最初で最後の岡田監督の真の生の声だったのなあと。

現役時代、技術というより、気力でDFをしていたと聞いたことがあります。
で、多分、瞬間湯沸し機の部分を、隠しているのだろうなあというのが
私の岡田監督像であります。