一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

23人の代表選手


世間は中村俊輔の落選にショックを受けているようですが。
私は名波の落選にダメージを受けています。
で、4月10日の日記に、名波が落選した時には、中山と秋田を収集すべきと書いています。
こんな事が当たっても全然嬉しくは無い。
勿論、中山と秋田が選ばれた事がどうという事ではないのです。
ただ、名波が選ばれなかった。いや、トルシエは選べなかったのでしょう。
コンディション的にです。それが悲しい。
それ以上は重複するので言及しませんが。。。。。。。

エメジャケの言ですが『代表23人を選ぶのは簡単。
GK3人にその他の10のポジションに二人ずつ当てはめればいい』というものです。

MFからに見ていくと。
中田英の控えは(森島)。
小野には(アレックス)。
市川には(明神)。
稲本には(小笠原)。
戸田には(福西)。

で、フラット3のDFが6人にFWが4人。
GKを除く10のポジションに見事二人ずつ選んでいます。ほんとにぴったりですね。

こうみると、中村俊輔中田英や森島。
あるいは小野やサントスとのポジション争いに敗れ去ったという事でしょう。
小笠原が何で選ばれて。。。というのはエメジャケ理論から言うとお門違いなのです。
で、俊輔は控えタイプではない。
最初からピッチに出る選手。したがって森島やアレックスとの争いに敗れたのではありません。
中田英、若しくは小野とのポジション争いだったのですね。
エメジャケ理論から言えば、俊輔を選出する事は中田英か小野を落とす事となります。
トルシエにはその選択肢はありえなかったという事でしょう。
しいて言えばアレックスと俊輔のどちらかというのはあるにはあるのですが。

前回のフランス代表はジダンカントナジダンのみを選びました。
トルシエ中田英中村俊輔中田英のみを選んだ。歴史は繰り返すという事でしょうか。
で、トルシエはこの選択をしました。後は結果で証明するしかないわけです。
でも苦渋の選択だったとお思います。
最後まで、俊輔と名波の収集を悩んだのではないかと思います。
二人がいるのといないのでは全然違うチームとなってしまうのですから。
正直な話、名波が遠征メンバーから外れ、
ノルウェー戦の結果から俊輔と名波の落選はありだなと思っていましたが。
小野と中田英と名波と俊輔が全員ピッチに並んでいる姿を見たくない日本人がいるわけが無い。
現実的ではない事が分かっていてもです。あーあ、もう。

少なくとも名波がいないことで、
トルシエがよく使う『オートマティズム』という言葉は消滅しました。
もう残念で溜まりません。
ああ、名波が後ろで小野や中田英を操るチームを見たかったのだけれど。。。

勿論、ゴン中山のボールの無い時の動きと執念に、
秋田の1対1の勝負強さとセットプレーでのへディングは大きな戦力です。
でも、誰が23人枠を決めたのかなあと。

代表選手選びはつくづく平等ではないのですね。
選ぶ監督と選ばれなかった選手達。日本ではその歴史はまだ二回目です。