一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

Rojiura Curry SAMURAI ①

89店舗目ですか。
お気に入りが片手以上両手未満あるとしても。
札幌在住ではない私がいける店はせいぜい3,4店舗。
月に3,4回食べるとして。
そこから新規開拓店を更新するのは並大抵の事ではないなあ。


チェルシーのスープを食いたくなったのですが。
なんとなく香楽へ向かいます。コウラックになっていましたが、準備中。
で、新規開拓という事で、侍を探索する事に変更したのが17時ちょい過ぎの事。


で、店の外で食事をしている若い女性一人。とても天気でしたから。
まあ、従業員でありました。
で、車の止め場所の確認で声をかけたら、店の前に路上駐車OKとの事。



店の隣の駐車場3台満杯、店の前の駐車場も4台満杯(此処は土日のみらしいですが)。
でも店内にはお客はいませんでしたね。

店内は広くないというより、程好い広さ。
路地裏というだけあって、おしゃれな店内で、全てに行き届いている雰囲気。

外で食事をしていた女性以外にもう一人女性従業員がいました。
で、男性店長がオーダーを受けスープカレーを作ります。
カウンター席が6席、4人座りが一つ、2人座りが二つぐらい。



辛さはからいですよという説明でした。
スープには2種類あって普通タイプともう一つ。
まあ、普通タイプでまずは挑戦という事で。
チキン野菜1050円、無料最大の辛さの法則4番を適用し、ライスはMで。


調理時間は早かった、まあ、他にお客がいなかった事もあるでしょうが。
私の後に母娘と思わしき二人がきましたが、直ぐスープカレー出てきました。
辛さの『0.なんぼ』とかいっておりました。
小数点で刻めるのですね。近くの棗屋さんもそうだったかな。


でてきたスープカレーを一目見て。
これは久しぶりの大当たりだと確信。
盛り付けの美しさと器から出てくる香りで食べる前からこれは絶対に美味しいと。


スープの色はスープカレーのスタンダードな色ですが。
食べてみると、トマト風味でと野菜の焦がしを感じるスープ。
濃いのだけれど、私の苦手なこってりではなく油感がない。
店の雰囲気とこのスープカレー、すでに完成尽くされている感じです。


店の上の方にはお酒がおいてあって魔王とかありました。
小洒落たバーという感じも出しつつのこのスープは侮れないなあ。


値段設定は高いとまでいかなけれど、安くはないかなあ。
辛さ度は結構ある。4番であの辛さなら10番以上15番ではどうなるのだろう。
まあ、今の私には関係ないことなれど。

ただ、5番からピッキーヌ入り。
このスープにピッキーヌは美味しさと甘さ感が増すでしょう。
次回は5番だなあ。
他のメニューも違うタイプのスープも食べてみたいと思いました。




スープカレーは過剰さを求められている食べ物だと思う。
ボリュームの過剰さ、スパイスの過剰さ、辛さの過剰さ、ライスの量の過剰さ。
店内の過剰さとか、そして野菜の大きさの過剰さ等々。

で、その過剰さがぶつかり合って、互いと互いが喧嘩してしまう場合もあると思う。
で、その過剰さを加減してバランスを取りすぎてしまうと食べやすいけれど。
面白くないスープカレーが出来上がる。
それはスープカレーではなくなってしまうかな。
そして過剰さの喧嘩の中で、その過剰さが嫌味になってしまう場合もありますね。


まあ、どの過剰さを選ぶかという事になるのでしょう。

スープの過剰さでスパイスを楽しむ。
野菜のボリュームで野菜の美味しさを楽しむ。
スープの濃さでライスを思い切り食べる。等々。