一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

シーズンをヨーロッパに合わせるのがベストだ

北日本では雪が降ることを考慮して現行のJリーグは3〜12月。それを欧州に合わせて8〜5月にすることで移籍、監督の招へい、マッチメークなどがスムーズになる。


日本代表監督のオシムさんともう書いてよいのかなあ。
5つの提言のうちの一つに気になる部分が。


日本のJリーグをないがしろにするような発言と取っていいのか。
雪国のJリーグのチームはどうすればよいのか。
11月から3月位の時期は。
わが赤黒は札幌ドームがあるけれど、冬の間、確かピッチが使えないはず。
夏の間、ホームでの連戦が続く形を取るしかないのだろうか。
これは、ホームアンドアウエーの原則をまげる形となるだろう。
雪国のチームは、11月から3月はホームの試合が無くてもいいというわけか。
夏の間、濃い応援をできうるという事になるのかなあ。
シーズンの半分の時期をホームで応援する事ができえない。
そういうことを強いるようなシステムを容認するとすれば。
それは、Jリーグ100年計画の頓挫と言っていいと思う。


確かに、Jリーグはプロ韓国に勝つため。
そして、夢のW杯に出場するために作ったのだと思う。
本当の所、蹴球が地域に根付くというのは、主眼ではなかったと思う。
代表からのトップダウンで蹴球が結果として文化として根付く。
そういう後付の部分があると思う。


でも、そういう日本蹴球の苦しい時代を知っている世代よりも。(私の事だけれど)
いまや、Jリーグが生まれてからのサポーターのほうが多分多いはず。
彼らは、真剣にJリーグ100年構想への想いを抱えているはず。
そういうJリーグのチームのサポがどんどん生まれている事を認識しているのだろうか。


代表が弱ければ、あるいは亜細亜予選を勝ち抜けなければ。
日本の蹴球が衰退してしまう程度のものであれば、その程度のもの。
私は蹴球を好きではあるけれど。
所詮は外国生まれのスポーツだ。
好きではない人にとっては、日本発のスポーツを愛するほうが当然だと思うはず。


欧州のW杯予選を常時勝ちぬけられないけれど。
日本より強いであろう国々では蹴球は根付いていないのだろうか。


亜細亜予選は亜細亜の枠組みの中で考えるとしてこの場合省くとして。
4年に一度、本選で3試合(勝ち抜かなければ)程度の試合しかない代表の都合で。
自国の雪国の天候に逆らったスケジュールをなぜ立てなければならないのか。
雪国にはJリーグのチームは作りませんと宣言したほうがいいのでは。


能力のある選手が欧州に行くのは個人の勝手。
よりレベルの高い所を目差すのは自然に摂理。
でも、それは日本代表のためではありえない。
個人の能力を伸ばすためというより。
個人の能力がそこで通用するかどうか図るためでしょう。
言ってしまえば、欧州に行った時点で日本代表をあきらめる覚悟が必要だと思う。
二束のわらじを履くほど、日本の選手の能力は高くない。
東洋のコンピューター奥寺さんはその覚悟だったと思う。
プロが無い時代の話だから、今に当てはまるとは思わないけれど。


W杯での活躍を認められて移籍するのは本筋で。
代表に入るために留学するのが今の選手かなあというのは言い過ぎではないと思う。



わが赤黒のチームに他国の代表選手がいたとして(まずありえないけれど)。
たびたび、代表試合に呼ばれて、体調管理がきちんとできなくて。
厚別やドームで試合をできうるようでなかったらそんな選手を応援するかどうか。
まずは、そのチームで全てを尽くすべきだと思う。
その気概が足りないなら、日本のJリーグで闘えと思う。



日本がお手本と目差せばいいかもと思われるメキシコは。
ほとんど海外留学をしていないようだ。
日本のJリーグのレベルが上がらなければ、代表も強くならないと思う。



Jリーグ出身の監督から、こういう発言が本当に出たのだとしたら。
かなり幻滅というか、叛旗を翻したいなあ。



でも、こう考えるのは少数派だろう。
そもそも、蹴球を好きな人は多数派ではない。
そして蹴球を好きな人はまずは代表だと思うし。
それ以外の人は欧州だろうし。
最後の最後にJ1リーグだろうから。


今の代表監督の件でも。
まずはオシムさんが千葉を辞任。そして千葉の後任監督の発表があって。
そこで初めてオシムさんの代表監督就任という過程を取らなければならないはず。
そうはなっていないように見えるものなあ。



ヤンツーさんが、五輪監督就任なんて事を妄想したことがあるからこそ。
思わず、書いてしまいました。