鹿児島実―野洲
いやいや延長後半のとどめの一発は凄かったなあ。
ゴールまでのあのボールの軌跡と人の動きを見ただけで。
もうお腹いっぱいです。
ボールを受けてからの動き。
どうやって前を向くか。
そして次の展開につなげるか。
ここがねえ。
どこか北のJ2チームに出来得ないことが出来ていました。
野州高校の面々のお人たち。
ボールを守りながら体の向きを変えて。次の展開に繋げる。
足裏の引き技。
ボールと敵の間に自分を入れてブロックしながら方向を転換していく。
そしてよく言われる数的有利。
その数的有利をいつも文字通り作ることはとても大変なこと。
数的有利を作るのではなくて。
数的なものを無にするか。敵を置き去りにしてしまえばよい。
例えればロナウジーニョのように。。
何人いても技術でね。
3人ぐらいに囲まれて後ろ向きなのに。
いつも間にか抜け出して前を向いているそんなシーンがあったような。。
TVでみているから。。詳しくは何が起こったかはわからないけれど。
引き出して置き去りにしているのだろうか。
ボールを持ったら逆を取る。
そういうことをいつも心がけているようにも思えた。
って決勝だけを見ただけでこの年代の蹴球を見続けて。
来たわけではないのですが。。。
蹴球の遺伝子を感じたことは確かです。
赤黒のチームには感じ得ない何かをです。