ブレイブ・ストーリー 宮部みゆき
厚別競技場でのコンサドーレ札幌対横浜FC戦終了後のこと。
本屋によると、札幌市厚別区在住の作者といううたい文句に、宮部みゆき絶賛
のあとがき。柄刀はじめ(つかとうはじめ)。これはもう手に取るしかありません。
そういう場合、まずはデビュー作から読み始めるのが私の流儀。
「3000年の密室」柄刀一 お買い求めなり。
でもねえ、宮部みゆき絶賛ってパターン結構多いのですが。
戦争論3にわしズムをセットなんて、よしりんも商売上手。
でも、お金足りなくて断念です。
ということで、宮部みゆきのファンタジー。
結論から言うと、導入部と最終章の現実とファンタジーの世界とを
何でくっつける必要があったのかなあと。
別の物語として語ってよかったのではと思うのですが。
確かに現実だけの部分ではありきたりで、可も無く不可も無くという感じに
なるのでしょうが。それをどう料理するのかが力量でしょう。
ファンタジーはファンタジーとして書いてほしいよなあ。
でも、それだと、それもありきたりかも知れないし。
江戸時代ミステリーに飽きたのかなあ。
ケチをつけてはいますが、ファンタジーの話も悪くは無かった。
でも上下巻で4千円近くとられるのは悔しいなあということですね。