一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

敗北をもいかに糧に出来うるか(東京V1969戦を終えて)


STV日本テレビ系)で14時から生中継。しかも延長戦も全て放送の快挙に拍手。
合間にほんとに短いCMが、数本入った事はご愛嬌でしょう。
プロレスの三沢が憮然とした顔でTV画面に映っていたのには笑えました。
それにしても、解説者の武田。しゃべりが暗すぎ、日テレ系では珍しいなあ。
以外にもしゃべりはだめか。

前半を終了して、0対2で札幌は敗色濃厚。
いつものように、ゴール前でセンタリングをシュートをフリーで打たれ続ける札幌。
あらあー。こりゃあ、大量得点でぼろ負けか。
NHKでは14時55分からG大阪対鹿島の試合の中継も始まっている。
チャンネルを浮気しようかなあと思っていたら。

後半、急に動きが良くなる。札幌のブルーワーカー部隊が急に中盤のこぼれ玉を制し始める。
後半いつも、動きが息切れする札幌が後半勝負をかけたのか。
曽田の姿を見た瞬間、競技場からため息が聞こえてきそうでしたが。

東京Vがボールを保持していても、中盤を制するために追廻が始まる。いい感じだ。
全員の動きが連動してきている。人もボールも動き始めてきた。そしてパスがつながり始める。
攻撃がシュートで終わる。おお、しかも曽田もシュートを打っている。へぼへぼだけれど。

しかし曽田、相変わらず、ポストプレーができず、うどの大木状態。
ヘディングは地面に叩き付けれない。上半身に柔らかさが感じられない。
まあ、相川の1点目の隠れたポストプレーは光りましたが。

という事で、後半から同じく交代した相川がJ初得点。
きちんと落ち着いて蹴った結果ですね。そして西田が同点弾。
おお、前半念仏にしか聞こえなかった札幌サポの声が俄然、耳に入ってくる。

とくれば、此処から勝つのが普通のチームなんだけれど。
最後はいつもの延長Vゴール負け。でも、後半からは良い試合だったでしょう。
森下のトップ下というのはかなり、キツイとは思ったけれど。
後半からFW曽田をいれ小倉を下げ、森下に汗っかき役をさせてボールを奪い、
全体を押し上げていく形は久しぶりのサッカーを見た思いです。

来期から札幌もサテライトリーグに参加するそうです。
でも札幌のトップチームも他チームから見たら、サテライト状態のようなものです。
山瀬や今野はJ2、J1で試合に出続けたからこそ今があるのです。
サッカー選手の18歳から23歳まではその選手のキャリアの全てを決め兼ねない大事な時期。
その時期に試合に出れるか否か。

札幌なら今野と山瀬以外は全てのポジション開いてますよ。(他の選手ごめん)
それにしても、札幌には高卒ルーキーという言葉が似合うなあ。
また中途半端なブラジル選手を連れてくるなら、高卒ルーキーでスタメンを組みましょう。
若い選手が自信を持ってやんちゃぶりを発揮してほしい。

今のコンサドーレ札幌は敗北をも糧に出来うる選手を必要としています。
いや、サッカー選手として試合に出る喜びを素直に表現できる選手と言い直しましょうか。
今年は負け続けているのです。そのたびにピッチにへたり込む選手は、もういりませんよお。