一姫ニ太郎

長女K(4才)長男A太(3才)次男U太(4か月)を授かった50代お父さんの日常(2014年6月現在)

五輪代表から


五輪代表から、日本のフィジカルの弱さは決定的でした。
守備は1対1では必ず負けます。
ですから人数をかけて数的優位で常に二人以上で守備をします。
それを組織的だといいます。

一方FWは1対1で勝負しろといわれます。
これは矛盾していると思います。
1対1では勝てないから守備は組織で守っているのに。
FWは『1対1で勝負しろ』といわれる。
FWの所は柳沢と置き換えてもいい。

今の日本では(いまでも)1対1では勝負できない。
決定力とか勝負強さとかいう抽象的なことより
これは 結構深刻なことだと思う。
ワールドカップのときと変わってない。

フィジカルの弱さを組織でカバーできるのか?
アメリカは技術△組織○フィジカル○
日本  技術○(?) 組織○フィジカル×
ほとんどのチームが組織は×で、
フィジカルか技術のどちらかが○のチームが多かったと思う。
どの場合が一番伸しろが多いか。
組織が出来てなくほかの2つがあるチームでしょう。
日本はその反対。
フィジカルはあとでのばせるのか?
しかも今回の五輪代表はA代表の70%といっていいチーム。
こんなことは他国ではありえないこと。

日本 A代表70%=五輪代表
他国 A代表20%=五輪代表っていえないか。

20年日本代表を見ている私は勿論今の五輪代表に期待と驚きをもって接している。
A代表も10年ちょと前アジアでも勝てなかった時期もあるのだから。

しかし、この中田も含めた世代だけでは世界とは戦えないかもしれない。
アトランタの前のバルセロナ世代がだらしないのもあるだろう。
アンダー19の世代の台頭も必要。

ほんとに日本が強くなるのは中田世代が30歳ごろ。
その下の世代も順調に伸びたと仮定した
2006年となるような気がした今回の五輪でした。

とは言っても一つ一つ壁は突破しているのは事実です。
でも2002年は二つの壁を突破しなければならない。
初勝利と予選突破という。
冷静に見ると我が日本にはその実力は今無いといって良いでしょう。
勿論こんな与太話軽く裏切ってくれるとうれしいのです